古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

2008-01-01から1年間の記事一覧

萩原葉子

今日は、電車のなか、電車待ち、塾の始まる前、ずっと、萩原朔美『死んだら何を書いてもいいわ』を読んでいた。そして深夜家に帰り少し読み、読了した。 本も買いましたけどね。 一年に一回ぐらい、善書堂に行くことにしている。 下に積んでる本は、3冊10…

ガケ善行寺フェア終了

たくさんの方に来て頂きありがとうございました。「おみくじ」も好評で楽しんでもらえたみたいで喜んでいます。ガケのスタッフのみんなにもお世話になりました、ありがとう。 抽選も終わり、各賞も決定しました。 今日もはやく目が覚めた。今日の夢は、エル…

昨日のこと

昨日、はやく寝てしまった。難波(チョーク)が夢にでてきて、わたしの頭をバシッと。目が覚めた。 昨日の同窓会は、高校一年のときのもの。去年、何十年ぶりにして、また一年後に集まった。 岡崎は来れなかったが、去年連絡が取れなかった、大城戸とか川原…

松田青子さんと古本めぐり

今日は、昼から、ゲスト松田青子さん、『Sanpo magazine』の西川由季子さんと、京都の古本屋めぐりをしてきました。 詳しくは、『Sanpo magazine』第2号に載ります。楽しみですね2号。もう動き出してます。 ぼくは一冊だけ凄い本を買いました。改造社、…

今日は金箔へ

三条で途中下車してブックオフへ。 荒俣宏『目玉と脳の大冒険』、ちくま文庫、105円。 今日はあまり時間がなかったが、寝屋川の金箔へ行って来た。週に一回は行きたい店だ。 このまえは、外国文学がまとめて出ていたんだっけ。 今日もありました。 ウイリ…

五十殿さんの本

今日は吉岡書店で、500円券を使って、 五十殿利治(オムカ・トシハル)『日本のアヴァンギャルド芸術ー〈マヴォ〉とその時代』(青土社)、1800円を買う。だから払ったお金は1300円。 昼頃、上海ラヂオに行くが何も買えなかった。 そのかわり近く…

エレファントファクトリイコーヒー

吉岡書店の店頭の100円箱のなかから内田百間の文庫5冊(旺文社)やジュネの『花のノートルダム』などを買うと、今日の古本はもうこれでいいと思った。 それで、前から行きたかった「エレファントファクトリイコーヒー」に行くことにした。 コーヒーも美…

相変わらずの日

ぶんこ堂で、『川端康成と東山魁夷』。 これは昨日会った、Mくんの影響。『美しさと哀しみと』(加山又造の挿絵)も買う。 福田屋さんで、1964年のダリ展の図録。 水明洞に着いて、しゃがみ込んで箱のなかを見ていたら同じように横に来て座る人が。よく…

ダンデライオン

今日は上海ラヂオの日だったのだけど早く起きることができなかった。 マルギン前に着いたのはもう11時を過ぎていた。 それでも、 平出隆の『猫の客』や、杉浦日向子『大江戸観光』や『怪僧ラスプーチン』が残っていた。 それと、勉誠社版の『檸檬』。梶井…

花園へ

早起きして花園ラグビー場に行って来た。 高校時代の友人、白石の息子、良輔くんが大阪桐蔭の12番で出場する。良輔くんは私の教え子でもある(自慢)。 試合は危ないところだった。最後、負けたか、と思ったほどだった。でも勝ててよかった。全国大会でも…

明日は花園ラグビー場

午前中、小学4年生の個人授業。 今日は一歩も外へ出ずぼんやり過ごす。

善行寺のおみくじ

この前、岡崎武志といっしょに作った「おみくじ」をガケに持っていきます。 古本を買っていただいたお客さんに引いてもらうことになるでしょう。 数量に限りがあるのでお急ぎください。 それと、抽選ですが、あらたにブックオン賞を出します。ブックオンの棚…

装幀が気になるのは。

『佐野繁次郎装幀集成』を見ていると、コレクション魂が刺激されて、古本屋さんでも、装幀ばかりが気になる。 それで、中林洋子の装幀本を見つけた。 どこを回ろうかと思案したがやはり水明洞が気にかかる。 100円棚に追加されている。 『現代俳句』2巻…

吉岡と金箔

BookJapan(http://www.bookjapan.jp/)という書評サイトに書かせていただけることになった。 今流通している本のなかから、これはほんとに面白いという本を紹介していきたい。月に2〜3冊書ければと思う。 BookJapanは、北條一浩さん友部正人さん、そ…

しばらく大人しくしようと思ったが。

ぶらぶら歩いて考えごとをする。 ビヤントでビーフカレー中辛を食べて水明洞へ。 店頭の箱の中から、 武蔵冠者『水戸黄門巡遊記』、昭和26年、皆書房、しのぶ文庫。 店内の100円均一棚から、 『第五粋人酔筆』、これはつい買ってしまうシリーズ。よくで…

今年も皆勤賞

次号の「古本ナウ」の原稿を書き始めるが、思うようにいかず、気持ちがしょぼんとなる。 ウイスキーを飲みながら、知恩寺で買った本にパラフィンをかけたり、汚れを拭いたりする。手の作業をするのがいい。 今年の知恩寺、例年の5分の1ぐらいしか買えなか…

ガケにお参り

今日から、朝10時から12時まで、小学生に勉強を教える。毎週土曜日の個人授業。 やっぱり国語が基本です。音読も大切。品切れになった『古本泣き笑い日記』をテキストにする(ウソ)。 ガケに絶版品切れ文庫などを追加する。いつもの棚に入れました。 抽…

京屋書店のレッテル

古本まつり2日目。 吉井勇『百人一首物語』、大正8年3版、天佑社がうれしかった。背が無いのが残念だけど、200円なんだから仕方ない。だれの装幀なのだろう。天佑社なのだから津田青楓か。 古書店レッテルは、京都寺町の「京屋書店」。

青空古本まつり初日

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 知恩寺秋の古本まつり便乗企画 〜「古本寺」善行寺 秋の参拝どうですか〜 10月30日(木)〜11月13日(木)まで 古本ソムリエがガケ書房で在庫を放出! ガケ書房境内にて、山本…

ガケ善行堂イベント!

ガケ書房の山下くんから、以下のメールが届きましたよ。 すごい抽選が。永久に10%引きか、これは凄いことに。 その券はいったいどんな券なんだろう。 みなさんお参りにきてください。そしてこの永久割引券をゲットしてください。ーーーーーーーーーーーー…

版画荘の川上澄生

吉岡書店の前を通ると、古そうな本が並んでいる。 それで、版画荘の本がありました。 坪田讓治『善太と三平のはなし』、昭和13年初版。2冊がひとつの函に入っている。 函の石版は、川上澄生。この本はとくに函が大事。1500円。 版画荘は、好きな出版…

本箱のまえの大きな山

本箱の前の大きな山の写真をとり、それに添える文章を書きはじめる。 本箱に入れることが出来ない本がその前に積まれて行くといったあたり前のことを書く。 当たり前のことだけどこの止まることを知らない進出は結構な圧力になるのだ。 そこらへんをキース・…

じっと我慢

今日から始まる古本イベントがあって行きたいのだがじっと我慢する。もうすぐ知恩寺なのでね。それと紀伊國屋PR誌『机』を12冊買ってしまった。内容には満足しているのだが、ぼくには高かった。北園克衛の表紙、カット。やっぱりこの魅力が大きいな。戦…

予定変更

グレン・グールド/カラヤンの「ベートーヴェン、ピアノ協奏曲第3番」を聴く。 第二楽章、ラルゴ、泣きそうになる。クラシックを聴くと、ジャズよりいいよな、といつも思う。でも圧倒的にジャズを聴くことの方が多いのは不思議だ。 グレン・グールドのCDは…

書評本届く

最近、睡眠時間が少ない。朝からジャズを聴く。アート・ペッパーの「サーフライド」。初期のセッションを集めた完全版。アート・ペッパーで最もよく聴く一枚。 山口昌男『本の狩人 読書年代記』が届く。これは読みたいと思っていたもの。書評は読むのも書く…

朝から上海ラヂオ

いつもよりちょっと早めに家を出たので、一番乗りかと思ったが、上海ラヂオにはもうたくさんの人が。 いい本が今日もありました。100円です。 草森紳一『底のない舟』、昭和47年、高松次郎装幀、昭文社出版。 君本昌久『いろまち燃えたー福原遊郭戦災ノ…

中之島線そして天牛堺

中之島線の大江橋に天牛堺の支店が本日オープン。今から行ってきます。中之島線も今日から。これに乗るのも楽しみ。この前、駅員に、ノンストップで行く電車はできるのかと聞いたら、そんなのあるわけないやろ、というような顔をされた。大声を出しそうにな…

ディランセカンドでマッカラン

昨日は、木屋町のディランセカンドで朝の4時ごろまで飲んでいたのではなかったか。 酔っぱらって時間もわからなくなっていた。 すごく落ち着く場所なんだな、ディランセカンドは。 大塚まさじとか西岡恭蔵とかの音楽が流れて気持ちよく飲めた。 ジャズもか…

古本の神様久しぶり

今日は特別な本と出会えた。 池長孟『南蛮堂要録』、昭和15年、池長美術館発行、100円。 だれも褒めてくれないかも知れないので、自分で言うことにするが、これは年に数回あるかないかの凄い買い物だ。 ヨコハマ古書まつりの目録で、西田書店さんが出し…

いい天気

くるみパンを買って出町柳地下に降りコンビニの前でぼおっとしていると、「こんなところで何してるんですか」という声が。 全適堂さんだった。そちらこそ店どうなってるの。店閉めて、箕面の方にピクニックだと。四条までしゃべりながら。11月15日、京都…