古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

予定変更

 グレン・グールドカラヤンの「ベートーヴェン、ピアノ協奏曲第3番」を聴く。
 第二楽章、ラルゴ、泣きそうになる。クラシックを聴くと、ジャズよりいいよな、といつも思う。でも圧倒的にジャズを聴くことの方が多いのは不思議だ。
 グレン・グールドのCDは結構持っている。バッハもいいが、「モスクワ・リサイタル」「レニングラード・リサイタル」も傑作だと思う。
 R・シュトラウスのイノック・アーデンの演奏も素晴らしい。クロード・レインズの朗読が入ったもの。
 
 予定変更して、水明洞へ。黒谷コースに行きたくなった。
 水明洞につき、棚を見ていて思ったことは、最近の棚は今までとちょっと違うのだ。説明しにくいが。もしかして、びわこのなまず先生は海外遠征中か。
 びわこのなまず先生の手が入ってないのだとしたら、それを感じさせる先生は本当にすごいということだろう。
 火野葦平馬賊芸者』、昭和31年、同光社、大衆小名作選、勝呂忠の装幀、100円。
 四方田犬彦『映像要理』、1984年、朝日出版、週刊本、100円。
 大山康晴名人戦まで』、昭和25年、比良書房、100円。
 文藝春秋増刊『たばこの本』、100円。などを購入する。
 金箔書房にも寄り、
 コナン・ドイル『悪魔の棲む台地』、地球人ライブラリー、と多和田葉子『ゴットハルト鉄道』を購入する。
 読書は、山口昌男