古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

中之島線そして天牛堺

zenkoh2008-10-19

 中之島線大江橋に天牛堺の支店が本日オープン。今から行ってきます。中之島線も今日から。これに乗るのも楽しみ。この前、駅員に、ノンストップで行く電車はできるのかと聞いたら、そんなのあるわけないやろ、というような顔をされた。大声を出しそうになったが我慢したのだった。
 夕方からは仕事がある。定期テスト前の特別授業だ。五ツ木の模擬テストの日でもあるので、生徒も大変だろう。
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 昼ごろ、大江橋駅に着く。天牛堺を探すがわからず、地上に上がってみる。
 少しぶらぶらして、また、今度はエレベーターで地下に降りる。すると古本の匂いがしたので、その方向に歩く。
 ありましたありました、きれいなお店が。例の均一値段が目に入る。300円均一か。150円均一ぐらいで始めて欲しかったが。
 ワゴン7〜8台が古本で、あとは新刊が並んでいた。古書店にも新本が並ぶ時代なんだ。
 文庫新書の300円均一は、あまり魅力ないので、単行本ばかり見る。10冊ぐらい欲しい本があrったのだが、6冊にしておく。
 『野間省一伝』平成8年、講談社、非売品、豪華すぎるのがちょっと恥ずかしい。
 河盛好蔵『パリ物語』、函なし、角川。
 金子兜太『俳童愚話』、1976年、北洋社。
 薔薇閑『煙草礼賛』、大正14年3版、郊外社。
 島尾伸三季節風』1995年、みすず書房、エッセイと写真。
 白石かずこ『詩集満月のランニング』、有名カメラマン宛、献呈署名入り。
 『野間省一伝』が滅茶苦茶重たい。
 地上に出て、淀屋橋まで歩き(すぐ)、地下鉄で梅田に出て、古本屋をまわるが、日曜日なのでほとんど休み。ジャズ喫茶も休み。
 住道駅内の喫茶店で、買った本をこねくり回し、山口昌男『敗者学のすすめ』を読む。面白い面白い。