BookJapan(http://www.bookjapan.jp/)という書評サイトに書かせていただけることになった。
今流通している本のなかから、これはほんとに面白いという本を紹介していきたい。月に2〜3冊書ければと思う。
BookJapanは、北條一浩さん友部正人さん、それに岡崎も書いているので、よく読んでいた。とてもうれしい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
吉岡の前を通ると100円と書いた紙。これまで何度それで急ブレーキをかけたことか。吉岡書店はじっとしていない。さかんに仕掛けてくるという点で京都一だ。
そうか100円にしてくれたか、と真剣になる。
三好豊一郎『内部の錘』、昭和55年、小沢書店。尾形亀之助や黒田三郎について書いている近代詩人論。
Y・ベルジェ『南』、原章二『近代の映像』、村井弦斎『食生活の心得帖』などを買う。
寝屋川の金箔書房に行く。週に一度は寄らないと落ち着かない店。
外国文学の小説がたくさんあった。みんな買ってもよかったが。
モーリス・ブランショ『死の宣告』
ミッシェル・ビュトール『心変わり』
文庫で、ヤン・ウォルカーズ『赤い髪の女』
ピエール・ルイス『ビチリスの歌』
などを、100円、50円で買う。
支払いを済ましもう一度棚をみると、
日夏耿之介の『文學講筵』昭和18年青年通信社が600円。これは講演や放送を集めたもの。もちろん買わせていただきました。
金箔書房はだれにも教えず自分一人の楽しみとしたい店だけど、やっぱりたくさんの人に行ってもらいたい。だって古本屋さんに元気がないと。