古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

知恩寺青空古本まつり

10時ごろ臨川に着くと、もうたくさんの人が取り巻いていた。私は家のことで本当はこんなことしている場合ではない、という気持ちがあるので、集中できずにぼんやりとしていた。 でもテントをめくる(私が店員のようにめくった)と、やっぱりね、目の前に本…

ショックの翌日

昨日買った本は、清水哲男詩集『雨の日の鳥』(昭和53年、アディン書房)、300円。鳴澤花軒『虚子鑑賞』、100円。 辻孝三郎詩集『信頼』(昭和46年、白川書院)、100円には、『我が生い立ちの記』が挟み込んであった。この、15ページの小冊子…

大変なことに

何かシュルシュルと音が。だんだん大きくなってくる。隣の家の人が、思いっきり水を出している感じだった。 それが水道管が外れての音だとは。元を止めたのはずっとあとのこと。他にもダメなところも見つかり大変なことになっている。 水道屋さんの見積もり…

大阪古書会館へ

雨模様だけど、古書会館に向かう。店内なので雨が降っても大丈夫なのだけれど、持って帰りにくいのが困る。完全装備(古本入れる密封ビニール袋)で出かける。 谷町4丁目で降りたのだが、出るところ間違い、20分ぐらい遅刻する。今日は気持ちが沈んでいた…

はじめての店

昨日、ガケ書房で教えてもらった、店頭100円均一、に行ってきた。鞍馬口なので、ちょっと遠かった。マルギン前に出している古本屋さんが別のスーパー前でも出しているのだった。 こちらは毎週木曜日だという。それで買った本は、室生犀星『我が愛する詩人…

晩鮭亭さんと

カウント・ベイシーとズート・シムズが共演しているCDを聴きながら。 今日は仕事休み。のんびり昼まで寝ていた。ガケの様子を見に行った。全適堂は閉まっていた。ぶんこ堂も休み。萩書房の店頭と200円棚を見て外へ出たら、何と、晩鮭亭さんが。仕事で来た…

古本倶楽部

古書目録「古本倶楽部」が3割引セール。電話で、『秋田實名作漫才選集』2、を注文する。3割引だと1000円ぐらいになるので、まあいいか、と思い注文したのだったが、念のため「付いてる値段の3割引ですね」と念を押すと、こちらの方の割引はないとい…

プレッシャーに負けない

マルギン100円均一に顔を出す。相変わらず大量に買っている人がいる。同じ人物なのだが、段ボール2箱ぐらい今日も買っていた。たくさん買えるというのも古本力だと思う。 ガケ書房バイトの、子子子ちゃんも来ていた。最近めきめき古本力をつけてきた。古…

本日仕事あり

今日は試験前の特別授業。一軒だけ古本屋に寄るが、一冊も買えず残念無念。 「書肆アクセス本」のゲラ届く。でも本当に無くなってしまうのだなあ。ぼくは、甘ちゃんなので、「これだけファンがいるのなら、続けようか」そんな動きがあるかも知れないと思って…

板橋文夫の「Do Something!」

朝、板橋文夫の「Do Something!」を聴きながら、ガケに持って行く本を選ぶ。 この板橋文夫グループの演奏がなかなかよくて、気がつけば、作業する手が動いてなかった。気持ちがこもった演奏でガンガンぶつかってくるような感じ。 ガケに追加し、「全適堂」…

ブックファースト、コトクロス店

雨のなか、バスで、三条に出て、ブックオフに入る。一冊だけ購入。原研哉『マカロニの穴のなぞ』105円。私にとって原研哉といえば、集英社新書のデザインが真っ先に浮かんだ。原研哉って、どんな文章書くのだろう、と思い購入したんだ。 外に出ると、雨。…

やっぱり100円がいい

今日はブックオフで、いい文庫が買えた。松本常男『ビートルズ海賊盤事典』(講談社文庫)。非常に分厚い一冊である。昭和60年初版時の定価は、2400円。 写真も豊富で、レコードを中心にしたビートルズ物語の趣きがある。105円で買えるとは。この文…

大きな買い物

小出楢重はやはり抜群に面白い。『楢重雑筆』(昭和2年、中央美術社)、なぜ持ってないのだろう。何回か古書店で見たことあるのだが。買ったようにも思うのだが。 千林の古本屋さんをめぐる。シュタイナー松川を誘おうかと思ったがやめておく。お好み焼き屋…

人生はクレイジー・サラダ

影書房の『島尾敏雄集』を読んでいたら、矢山哲治の名前が出てきた。未来社の『私の文学遍歴』を読みたくなり探すが見つからない。本箱に全部本を並べたい、というのが私の長年の夢だ。だれか空いてる部屋を貸してくれないだろうか。仕事部屋が持てたらいい…

雑誌「ななじゅうまる」創刊

「ななじゅうまる」届く。関西版なので、関東の人には読んでもらえないのだろうなあ。本屋さん特集で、ぼくは、神戸、大阪、京都の新刊書店、古本屋さんを5ページにわたって紹介している。岡崎も均一台のことを書いている。同じことを何回も書いているはず…

アナベル・リー

銀林堂で、今東光『東光独言』(角川書店、新書)を210円で買う。パラフィン紙を買いに文房具屋さんに。パラフィン紙にも色々あって、ぼくは2種類を使い分けている。本のカバーの色などで、これはパラフィンかければよくなるだろう、などと思って購入す…

本のある風景

読みたい本も多いし今日の休みは家にいてジャズを聴きながら読書しようと思っていたのだが…。 「京都のミスター古本」(林哲夫命名)とまでいわれたら、家で呑気に本など読んでいられない。ちなみに「古本ソムリエ」は、ガケの山下くん命名です。 それで仕方…

冒険王付録も100円

影書房、戦後文学エッセイ選10、『島尾敏雄集』が届く。このシリーズなかなか面白そうだ。『長谷川四郎集』とか『武田泰淳集』とか『富士正晴集』とか。『上野英信』を入れたあたりに編集者の意気込みを感じた。 ガケに寄ると、偶然、「日経エンタテインメ…

中村昌義届く

注文していた、中村昌義『静かな日』が届く。河出書房新社はこういうマイナーな作品集をかなり出しているのではないか。 今出川通りを出町柳の方に向かっていると、「あーす書房」が開いていた。店頭の箱の中から、吹田順助の自伝『旅人の夜の歌』、100円…

金箔書房へ

金箔へ行こうと家を出たが、途中にも古本屋さんがあるので、やはり自転車を降りてしまう。いつものように棚を見ていると、北山修の『くたばれ!芸能野郎』(1970年、自由国民社)があった。北山の最初の本だろう。新書サイズで、ザ・フォーク・クルセダ…

天神さん四天王寺さん最終日にも顔を出す

昨日の「まほろば古本市」で、少し本が減ってしまったので、買い出しに出かけることにした。 それにしても、昨日会った、佐々木くんの双子ちゃん、かわいかった。ぼくの姪が双子ちゃんなので、思い出したりした。握手して、古本パワーを送ったのだが、いいこ…

雨天決行

扉野くんからのメールで、雨天決行とのこと。これは扉野くんらしい。大雨になっても大風吹いても、扉野くんひとりでも、やるだろうと思っていた。 ぼくは今(10時10分)から、マルギン前100均セールに行ってきます。プロは中止してたりして。 あれっ…

明日はいよいよ「まほろば古本市」

明日の「まほろば古本市」は、雨が気になるところ。少しぐらいの雨ならやるぞ、というメールあり。扉野くんの強い念力があるので台風が来ても雨は降らないと思う。 今日は朝から、ズート・シムズを聴きながら、Lマガ「天声善語」の原稿を書く。 岡崎がパソ…

四天王寺さん

8時38分の特急に乗る。連日の古本まつりのため、寝不足が続いている。この日も、電車で、佐藤泰志を読む。 天満橋で降りて、谷町線の方に歩いていくと、扉野くんの姿。一緒に話ながら四天王寺に入る。8日の「まほろば古本まつり」、ユリイカ臨時増刊「川…

天神さん

カーティス・フラーの「サウス・アメリカン・クッキン」を聴きながら、対談に手を入れる。 天神さんに行くのに、佐藤泰志の『大きなハードルと小さなハードル』を持って、家を出た。『黄金の服』や『きみの鳥はうたえる』や『移動動物園』が天神さんにあれば…

吉岡書店2割引セール

明日というか今日4日、天神さんの古本まつり、先着100名様にオリジナル手ぬぐいがもらえるという。ぼくは、100均をぐるぐる廻ることになるだろう。それと、何とか、佐藤泰志を探したいと思っている。 前日だというのに、古本屋さんめぐり。毎日毎日ご…

10月は古本三昧

4日から天神さん、5日から四天王寺さん、8日はまほろば、26日から大阪古書会館、31日から知恩寺青空と、10月はいろいろあって楽しみだ。 郵便局へ行き、雑誌『初版本』の次号代金1000円を送金する。 吉岡書店で、天野忠詩集『長い夜の牧歌』を…

十二階崩壊

「京都に住まえば…」(京スマ)が届く。「全適堂」紹介の文を書きました。 電車に乗ると、京都競馬場の広告が目立っていた。大型のテレビモニター?が設置されたというもの。「タテ5チェ・ホンマン、ヨコ29チェ・ホンマン」というからスゴい大きさ? この…