今日は上海ラヂオの日だったのだけど早く起きることができなかった。
マルギン前に着いたのはもう11時を過ぎていた。
それでも、
平出隆の『猫の客』や、杉浦日向子『大江戸観光』や『怪僧ラスプーチン』が残っていた。
それと、勉誠社版の『檸檬』。梶井基次郎は好きな作家なので、いろんな版が欲しい。
BALでのサイン会に来てくれたというNくんが声をかけてくれる。
最近ネットで古本を売り始めたという。まだ一冊も売れてないらしい。がんばってほしいのでこれから応援します。古書ダンデライオン。
http://old-book-dandelion.com/、みなさんのぞいてみて下さい。
このあとMくんにも会う。このMくんは前にあーす書房の前で声をかけてくれた。声をかけると喜ぶおっさん、みたいに思われると困るが。
卒論に少し関係がある、東山魁夷の文庫の話をする。家に帰りその文庫を探すが見つからない。最近見たので近くにあるはず。Mくんちょっと待ってね。
本の山がますます大きくのさばっているその様子は写真も含めてもうすぐみなさんに見てもらえそう。
Mくんの彼女も本が好きで、そのうえかわいい。
ぼくはこのあとブックオフにも寄りました。
いろいろ買ったが、うれしかったのはこの文庫。
バタイユ『眼球譚/マダム・エドワルダ』、生田耕作訳、講談社文庫、105円。
カバー装画が、ベルメール、ミシェル・レーリスと三島由紀夫の作品論が巻末に付く。光文社文庫の中条省平の新訳と比べようと思ったが、その新訳文庫が見当たらない。買ったよな買ったよな、と言いながら探す。何か探してばっかり。
車中読書は、山口昌男『本の狩人』。
夜、高校のときの友人、石浜から電話があった。今度の日曜日に同窓会があるのだ。一年ぶりか。幹事の白井に電話する。今年は25名ぐらい集まるらしい。うれしかったのは飯山、吉田両先生がお元気だとのことだ。特に、吉田先生は去年歩くのも大変そうで、心配していた。よかったよかった。岡崎との共著『新・文學入門』を持って行こう。同級生の二人が出した本なので喜んで下さるだろう。