古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

冬休みに入る

あしび文庫古本屋日記を、楽しく読む。この人面白い。 http://d.hatena.ne.jp/ashibibunko/ 九州の古本屋さんめぐりをするときは寄りたい店だ。 昨日、仕事の帰り、京橋のブックオフに寄り、日本図書センター発行の『鴨居羊子』を105円で買った。 散髪を…

『初版本』終刊号

「Book Japan」に書いた書評がアップされました。 http://www.bookjapan.jp/search/review/200812/yamamoto_yoshiyuki_02/review.html ーーーーーーーーーーーーーーーー 疲れた頭で今考えているのは、『Sanpo magazine』の原稿のことと、今年買った古本…

藤田三男の編集だったのか

浅見淵『新編 燈火頬杖』(ウェッジ文庫)を読み始める。 目次を見てすぐ購入。カバーは、高島野十郎の「蝋燭」。 藤田三男には、『榛地和装本』という素敵な著作がある。榛地和として装本した本についてのエッセイ集だ。 今取り出して来たが、この本も最近…

冬期講習真っ最中

ちょっと忙しい

最近買った本。 沼波瓊音『俳句の作り方』、大正2年、大日本俳諧講習会、100円。 冬期講習が始まった。 29日まで休みなし。2時から10時まで。 今日は、最後のエルマガジンが届いた。これは永久保存版でしょう。明日発売だと思います。 「Sanpo mag…

ジャズの本、アイラーのレコード、CDを身の周りに持ってくる

『Sanpo magazine』連載の「ジャズ・アット・ランダム」の原稿を書くため、関連書物やCD、レコードなどを一カ所に集める。 ジャズの本について書こうと思っている。昨日から書き出したのだが、休憩だと自分にいい聞かせ、萩書房に行ってしまい、あまり書け…

あきつ書店から届く

あきつ書店に注文していた「甲鳥書林出版図書総目録」(昭和17年9月現在)が届いた。 甲鳥書林のことはもう少し調べてみたいと思っている。 今日は金箔書房へ。 デビッド・マコーレイ『都市ーローマ人はどのように都市をつくったか』、300円。 小高根…

関口良雄と上林暁の写真を見て電車の中で思わず笑顔に。

けものみち文庫2 『山からお宝 本を積まずにはいられない人のために』 大阪での販売は、「calo」に10部、年明けに並ぶとのことでした。 わたしも少し営業に協力しようと思っています。ジュンク堂、大阪堂島店に頼みに行く予定です。来年の話ですが。 ーー…

ガケに品切れ文庫追加する

昼頃まで寝る。「Book Japan」の書評を少し書く。自分で決めた締め切りなので守りにくい。はやく慣れないと。 ガケに寄って追加する。文庫をもう少し多くしようと思っている。 子子子ちゃん、山下くんと、少しおしゃべり。 このあと、福田屋さんの店頭で、ブ…

ダウン

体調悪く昨日はずっと寝ていた。 今日は仕事があるので寝てられない。 古本屋に寄ろうという気持ちもあるので、大丈夫だろう。 それに昨日も寝ながら、ヤフオクで一冊落札したし、大丈夫だろう。なんだろうくんのブログを見ると、いよいよ第二弾を発行するら…

がけ、ぶんこ、はぎ、しよう、ふくだ、よしおか、ぶっくおふ、と回る。 萩書房で、 雑誌「太平」には、龍膽寺雄の「湖畔の人々」が入っている。100円。 昭和3年、改造社、世界大衆文学全集、フレッチャー『ダイヤモンド カートライト事件』、森下雨村訳…

三省堂イベント

東京でのことですが、楽しいイベントが。 彷徨舎『ハルミンの読書クラブ』『ナリコの読書クラブ』刊行記念浅生ハルミン×近代ナリコトークセッション「古本と猫」http://www.books-sanseido.co.jp/blog/jinbocho/2008/12/1219.html■日時:2008年12月19日(金…

ビートルズばっかり

神西清『水を聴きつつ』(風信社)をぱらぱらめくる。 人が読むと自分も読みたくなる。だれでもというわけでもないが。 今日もうろうろしない。 吉岡は駅へ行く途中。 坪内祐三『文学を探せ』、もちろん持ってるが100円なので買っておく。ぼくの名前もち…

宮地嘉六

毎年12月になると、あまりあちこち動かない。コタツに入りコーヒーやビールやウイスキーを飲みながら本を読む。 それでも今日は古本屋に行き、ずっと売れ残っている本を、年の終わりに感謝の気持ちで購入する。 今日、水明洞で、そんな一冊を買った。今年…

古本ナウ最終回書き上げる

やっと書きました。普通なら絶対書けないことを書きました。 編集者から「これはちょっと困ります」というメールが届くとこわいので、 メールをしばらく見ないようにしようか。 25日発売のLマガ最終号、はたして、わたしの文章、載るのでしょうか。

岡崎とディランセカンド

夕方、岡崎から、京都に降りた、と電話あり。広島からの帰りらしい。 ディランセカンドで待ち合わせることにする。今日はちょうど岡崎弟のバンド「クラブー40」のライブの日だった。ビートルズナンバーを中心に楽しいライブだった。たくさん飲み過ぎて酔っ…

水野晴郎シネマ館

本の重みで家が少し傾いているような気がするので、本を動かす。 やはりバランスが大切。もう限界だと思われる。だから今日は一冊も買わず。 買ったのは、ガケの子子子ちゃんの箱にあった、カバヤのおまけDVD〈水野晴郎シネマ館〉。 「バリ島珍道中」と「キ…

かっぱ、いけず

雨が降っていたこともあり、かっぱセールに行けなかった。残念。 そのかわり、金箔書房へ。 松田ふみ子『私の名はおんな記者』、猪熊弦一郎装幀、学風書院、300円。 ユリイカ『夢野久作』、300円。 デイヴィッド・ストーリー『救われざる者たち』、5…

バベルの図書館

林哲夫さんに佐野繁次郎エッセイをコピーして送り、井上書店に入る。 「あーす書房」は最近ずっと閉まっている。 吉岡も覗いてからブックオフ三条店へ。 中野美代子訳、蒲松齢『聊斎志異』、200円。 ボルへスが選んだバベルの図書館シリーズ。たて長変形…

順番に少しずつ読む

モームの『アシェンデン』を読んでいる。阿部昭の『大いなる日』も読んでいる。開高健の『フィッシュ・オン』も読み始めた。そして「古本ナウ」用の本もかばんに入れている。 こころが分裂しかけているのじゃないか、と少し心配になる。 ガケに古本を追加し…

Book Japan

書評書いたのがアップされました。 http://www.bookjapan.jp/search/review/200812/yamamoto_yoshiyuki_01/review.html 萩原葉子『父・萩原朔太郎』、広津桃子『父 広津和郎』、どちらも繰り返し読んで飽きることのない名作だ。ぼくは中公文庫で読み返すこと…

読みたい本が多くて、何冊もカバンに入れて家を出た。古本屋さんに行く前からカバンがふくらんでいる。今日届いた、札幌の古書店「書肆吉成」の目録も入れる。奥成達さんからの「gui」も。 モームは『アシェンデン』に突入。これもまた面白い。阿部昭を読み…