本箱の前の大きな山の写真をとり、それに添える文章を書きはじめる。
本箱に入れることが出来ない本がその前に積まれて行くといったあたり前のことを書く。
当たり前のことだけどこの止まることを知らない進出は結構な圧力になるのだ。
そこらへんをキース・ジャレットのスタンダーズライブを聴きながら書く。
オスカー・レヴァントの「ブレイム イット オン マイ ユース」は何度聴いてもいい歌だなあと思う。
オスカー・レヴァントは映画にもよく出ていた。彼の自伝が出ているらしいが、翻訳されているのだろうか。
昨日、全適堂で話していると、表にハーフムーンストリート125http://halfmoonstreet125.cocolog-nifty.com/halfmoon_street_125/のdecoさんが。
いっしょにガケ書房に行く。『spin』4号とぼくの棚からも買っていただいた。ぼくの棚の前でいろいろとおしゃべり。知恩寺初日に会いましょう、と言って別れる。
decoさんは本に支えられている感じがする。ぼくは勝手にそう思っていて、とても話していて気持ちがいい。
ガケ書房での知恩寺便乗イベントの相談を山下くんとする。ガケ書房内に「古本善行寺」をつくってみなさんに来てもらおうという話も。ぼくの古本も大放出する予定です。
30日から2週間ほどやりますので。
キース・ジャレットのあとは愛聴盤、ズート・アット・イーズを聴く。
金子國義表紙の「婦人公論」は、なにか不思議な感じ。この号には、大岡昇平と南沙織の対談が。1974年2月号だ。
南沙織は自分のことを、ミイは、なんて言っている。先生もロレンツはたくさん読んだほうがいいよ、だとか、先生とは話が合いそうね、気が楽になったわ、とか面白い。
ズートのあと、クルト・ワイルを聴く。
クルト・ワイルの次は、グレン・グールドのブラームス間奏曲集。