古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

我慢我慢

コーヒーがおいしい。前から好きだったが、このところ飲み過ぎるぐらいだ。ジャズも聴き過ぎか。 「ズートアットイーズ」がいい。ミルト・ヒントンのベースに耳をすます。 今日は、原稿書きに集中。寄りたいところがあったが我慢した。それでも書き上げたあ…

彼女は一度取り出した本を戻してしまった

朝、再びカバと格闘する。 「ザ・ファビュラス・クロード・ウィリアムソン」や「シダー!」を聴く。アイラーが届くまで、アイラーに向かっての選曲になる。 徐々にアイラーに近づいていこうと思う。今はベニー・グリーン。 ちょっとだけブックオフに寄った。…

京橋のブックオフがんばれ

上海ラヂオ(100円均一)で買った本2冊。 串田孫一『思索の階段』は、朝日出版社、ロバの本。 武田花『カラスも猫も』、この前買った『煙突やニワトリ』の姉妹本か。 これは満足できる2冊だった。 ブックオフで、 三島由紀夫『葉隠入門』、カッパブック…

ジャイアント・ステップス

アマゾンでアルバート・アイラーを注文する。この前見たとき確か12000円だったのが、昨日みたら5000円弱になっている。これは絶対安いですよ。9枚のCDが入ったボックスセット。ちゃんと注文できてればいいが。 今日100円で買ったのは『清方随筆…

寒い

図書館に本を返しに行く。 途中、古本を買う。 内田百間『昇天』、新潮文庫、100円。 中村真一郎『文学としての評伝』、平成4年、新潮社、200円。 ガケにも寄って、絶版文庫を追加する。サンポマガジンも善行堂もよく売れていた。 風呂で、芥川を読む…

ケニー・ドリューもいいなあ

コーヒーを飲みながら、坪内稔典さんのことを文章にしている。ゴールが見えたのでジャズをかける。 これも愛聴盤。だれがなんといおうと、これは名盤。「ケニー・ドリュー「Talkin & Walkin」。 リロイ・ビネガーのベースもきついなあ。もっともっとという…

「サンパン」保昌正夫追悼特集

風呂にこれを持って入る。よく出来ている雑誌。松本八郎さんも当たり前のように凄い人だ。保昌正夫著作目録だけでなく衣巻省三著作年表だとか平井功年譜とかも入っている。残念ながらもう品切れだろうなあ。ぼくはまだ何冊か持っている。外市に定価で出すつ…

天三おかげ館

天神橋のプチ古書即売会をのぞく。 菊池寛『双愛記』昭和22年、永晃社、岩田専太郎装幀を100円で。 菊池寛のこの手の小説は、話が上手く運びすぎるという欠点はあるにせよ、読むとそれなりに面白い。戦後すぐの悪い紙、かんたんな造本ではあるが、なか…

朝からカバと格闘

今日も黒谷に登り、ゆっくり歩いて三条。 文庫ばっかり6冊。 大原美術館 美術講座の、1、3、4、5巻、用美社、文庫サイズ、全10巻のうち、各105円。 阿久悠+和田誠『A面B面』、ちくま文庫、105円。 『谷内六郎展覧会《夢》』、105円。 江…

楽しい読み物、石丸澄子「すだより」入手

水木しげる『小説ゲゲゲの鬼太郎』2、講談社X文庫、100円。 丸山健二『アフリカの光』、100円。 熊王徳平『虎と狼』、100円。 幸田文『草の花』、文芸文庫、105円。 江藤淳『一族再会』、文芸文庫、105円。 西川満『ちょぷらん島漂流記』、…

誠文堂十銭文庫2冊

『佐野繁次郎装幀集成』の第2刷が出来上がったという。これは持っとかないとね。これに載ってない佐野繁次郎装幀の本をみんなで探し出して、西村くんや林さんをびっくりさせましょう。それと、佐野繁次郎の文章を見つけ出し、林さんに、『佐野繁次郎文選』…

ガケにSanpo magazine持って行く

スタン・ゲッツのイン・ストックホルムやレッド・ミッチェルのサム・ホット、サム・スウィート、サム・ワイルドを聴きながら。 個人授業のあと、ガケに「Sanpo magazine」20冊持って行く。いい場所に置いてくれました。 ちょうど子子子ちゃんもいた。雨林…

ジュンク→ケララ→ブックファースト→エレファントファクトリー珈琲

朝からアイラーを聴く。 昼、「Sanpo magazine」の西川さんと待ち合わせる。 ブックファーストに二人で行き、WさんとUさんに挨拶する。前から一度挨拶をと思っていた。 Uさんはぼくのブログを読んでくれてるという。また何かイベントを、と言ってくださった…

坪内稔典さんとカバに会いに行く

12時、細見美術館地下のレストラン、「カフェ・キューブ」でランチを食べながら坪内稔典さんに話をうかがった。 最初、自己紹介を兼ねて『関西赤貧古本道』を差し出すと、 「あっ、山本さんでしたか、この本、買って読みましたよ」 うれしかった。好きな人…

『Sanpo magazine』2号

『Sanpo magazine』2号。いやはや、これは凄いミニコミになってきたぞ。ミシシッピさんの表紙もすばらしい。 まず自分の文章を読む。ぼくは自分の文章を繰り返し読むという、いやらしいタイプです。 シダー・ウォルトンの『シダー!』を聴きながら、「ジャ…

逃げの一手。

やらねばならぬことをほっぽりだして上海ラヂオにいく。全部100円。 池内紀『風景読本』1985年、彌生書房、田淵裕一の装幀である。 あと文庫本。 別宮貞徳『翻訳と批評』、学術文庫。 田村隆一『ぼくの性的経験』、徳間文庫。 佐藤清彦『奇人小川定明…

物件さがし

「BookJapan」に書評がアップされました。http://www.bookjapan.jp/search/review/200902/yamamoto_yoshiyuki_01/review.html 来月は、ブックマーク・ナゴヤと池袋、古書往来座での「外市」に、会わせて300冊以上古本を出すので、少しずつ準備する。数…

やっぱりカバ舍まえ

朝、連絡が入り、坪内稔典さんにインタビューできることになった。 動物園のカバ舍にいくことに。やっぱり。楽しみだなあ。 小学4年生を教えたあと、ガケ書房に行く。古本棚が増えていた。『加藤一雄の墓』まであったので驚く。図書館の廃棄本だけど、佐藤…

かっぱ横丁元気なし

かっぱ横丁に行って来たが、セールなのに元気が感じられなく残念だった。こんなときこそがんばってほしいな。人も少なくさびしかった。みんなで盛り上げる方法ないかな。 結城信一『萩すすき』を買った。 彷書月刊、板垣鷹穂特集号も買った。そうかそうだっ…

ケニー・ドーハムとハンク・モブレイ

昨日買った『ウィッスル・ストップ』を繰り返し聴く。ゆるい演奏のように聴こえるがこういうのもいい。聴けば聴くほどよくなってくる。本にもそういうのある。「サンポマガジン」にジャズのことを連載するようになって、一段とジャズ熱がぶりかえした。若い…

ブックマーク・ナゴヤ

ブックマーク・ナゴヤ。 3月7日から29日まで、名古屋でビッグイベントがあります。 名古屋のシマウマ書房さんで、スムースのメンバーが集まり話をします。 席に限りがありますので、予約して下さい。関西からも遊びに行きましょう。 一泊して、翌日の一…

欧文堂へ

ガケ書房に寄って善行堂をチェックすると、「ブラケット」という同人雑誌が売れていた。 「スムース」の前の「ARE」の前の雑誌だ。林さんも岡崎もぼくも同人だった。 よく売れたな。まだ残っているかも。押し入れを探して見よう。 すごく渋いお客さんがい…

自分でもおかしいと思う

ジャズを聴きまくる。 いろいろ聴いたが、結局、「ジ・アメイジング・バド・パウエル」に。 いったいどうしたのだろう。 『移動祝祭日』を読み終えその余韻を楽しみながらごろっと寝転んでいた。ジャズはずっと激しく流れている。 しばらくそのまま聴いてい…