古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

京屋書店のレッテル

古本まつり2日目。 吉井勇『百人一首物語』、大正8年3版、天佑社がうれしかった。背が無いのが残念だけど、200円なんだから仕方ない。だれの装幀なのだろう。天佑社なのだから津田青楓か。 古書店レッテルは、京都寺町の「京屋書店」。

青空古本まつり初日

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 知恩寺秋の古本まつり便乗企画 〜「古本寺」善行寺 秋の参拝どうですか〜 10月30日(木)〜11月13日(木)まで 古本ソムリエがガケ書房で在庫を放出! ガケ書房境内にて、山本…

ガケ善行堂イベント!

ガケ書房の山下くんから、以下のメールが届きましたよ。 すごい抽選が。永久に10%引きか、これは凄いことに。 その券はいったいどんな券なんだろう。 みなさんお参りにきてください。そしてこの永久割引券をゲットしてください。ーーーーーーーーーーーー…

版画荘の川上澄生

吉岡書店の前を通ると、古そうな本が並んでいる。 それで、版画荘の本がありました。 坪田讓治『善太と三平のはなし』、昭和13年初版。2冊がひとつの函に入っている。 函の石版は、川上澄生。この本はとくに函が大事。1500円。 版画荘は、好きな出版…

本箱のまえの大きな山

本箱の前の大きな山の写真をとり、それに添える文章を書きはじめる。 本箱に入れることが出来ない本がその前に積まれて行くといったあたり前のことを書く。 当たり前のことだけどこの止まることを知らない進出は結構な圧力になるのだ。 そこらへんをキース・…

じっと我慢

今日から始まる古本イベントがあって行きたいのだがじっと我慢する。もうすぐ知恩寺なのでね。それと紀伊國屋PR誌『机』を12冊買ってしまった。内容には満足しているのだが、ぼくには高かった。北園克衛の表紙、カット。やっぱりこの魅力が大きいな。戦…

予定変更

グレン・グールド/カラヤンの「ベートーヴェン、ピアノ協奏曲第3番」を聴く。 第二楽章、ラルゴ、泣きそうになる。クラシックを聴くと、ジャズよりいいよな、といつも思う。でも圧倒的にジャズを聴くことの方が多いのは不思議だ。 グレン・グールドのCDは…

書評本届く

最近、睡眠時間が少ない。朝からジャズを聴く。アート・ペッパーの「サーフライド」。初期のセッションを集めた完全版。アート・ペッパーで最もよく聴く一枚。 山口昌男『本の狩人 読書年代記』が届く。これは読みたいと思っていたもの。書評は読むのも書く…

朝から上海ラヂオ

いつもよりちょっと早めに家を出たので、一番乗りかと思ったが、上海ラヂオにはもうたくさんの人が。 いい本が今日もありました。100円です。 草森紳一『底のない舟』、昭和47年、高松次郎装幀、昭文社出版。 君本昌久『いろまち燃えたー福原遊郭戦災ノ…

中之島線そして天牛堺

中之島線の大江橋に天牛堺の支店が本日オープン。今から行ってきます。中之島線も今日から。これに乗るのも楽しみ。この前、駅員に、ノンストップで行く電車はできるのかと聞いたら、そんなのあるわけないやろ、というような顔をされた。大声を出しそうにな…

ディランセカンドでマッカラン

昨日は、木屋町のディランセカンドで朝の4時ごろまで飲んでいたのではなかったか。 酔っぱらって時間もわからなくなっていた。 すごく落ち着く場所なんだな、ディランセカンドは。 大塚まさじとか西岡恭蔵とかの音楽が流れて気持ちよく飲めた。 ジャズもか…

古本の神様久しぶり

今日は特別な本と出会えた。 池長孟『南蛮堂要録』、昭和15年、池長美術館発行、100円。 だれも褒めてくれないかも知れないので、自分で言うことにするが、これは年に数回あるかないかの凄い買い物だ。 ヨコハマ古書まつりの目録で、西田書店さんが出し…

いい天気

くるみパンを買って出町柳地下に降りコンビニの前でぼおっとしていると、「こんなところで何してるんですか」という声が。 全適堂さんだった。そちらこそ店どうなってるの。店閉めて、箕面の方にピクニックだと。四条までしゃべりながら。11月15日、京都…

善行堂、苦戦。

青山ブックセンターでのフェアが終わり、善行堂の売り上げ冊数が、メールで届いた。26冊売れた。半分売れたのだからよかったのだが、岡崎は36冊売れたらしい。10冊の差があると、売り上げ金額でも負けているかも。言い訳はいくつか考えているが、敗北…

今日は近場

上海ラヂオ、マルギン前、100均へ。 文庫にいいのがあった。 辻潤『絶望の書 ですぺら』、講談社文芸文庫。 ユイスマンス『彼方』、創元推理文庫。 ティム・オブライエン『ニュークリア・エイジ』、村上春樹訳、文春文庫。 田村隆一『ぼくの性的経験』、…

戸田勝久展とメリーゴーランド

ゆっくりと家を出て、ケララランチを食べにいく。 その前に水明洞に寄ったのだった。 ヴィクトル・ユーゴー『ノートルダムのせむし(漢字)男』、昭和5年、改造社、松本泰訳、100円。 雑誌『文藝日本』、昭和29年、大鹿卓編集発行、100円。 3時頃…

2008年秋の四天王寺古本まつり

四天王寺に行って来ました。 10時ぎりぎりに着くか着かないか、そんな時間になってしまった。改札を出たところで、ブックオンに会う。いろいろ話しながら四天王寺に急ぐ。 まだシートがかかっていた。100円均一にはやはりたくさんの人がとりついている…

何にも書くことないような

12時ごろ、宅急便で、古本2箱、古書往来座に送った。 ぎりぎりまで作業する。最後なんて、何を箱に詰めたか憶えていない。そういう時に必要な本も出してしまうのだ。青山ブックセンターでの古本勝負が大苦戦しているので、月の湯では負ける訳にはいかない…

ジャズの専門店「ミムラ」

明日、古書往来座に、古本を送るので、今からせっせと選びます。月の湯古本まつり用。 今日は、かっぱ横丁へ行ってきた。 エルマガジン「古本ナウ」のため、写真を撮ってもらう。 Tくんと、いろいろ話す。 かっぱ横丁は、セール日ではなかったが、いい本があ…

天神さん2回目

吉岡書店の2割引セールはまだ開催中だった。 寺山修司の『赤糸で縫いとじられた物語』新書館は、幻想童話集。 花登筐『私の裏切り裏切られ史』、朝日新聞社。 この2冊で400円。他にも欲しい本あったけれど我慢して、天神さんに急ぐ。 今日の100円台…

今日はさすがに……

雨が降ってましたね今日は。 昨日、林さんにもらった佐野繁次郎のポスターを額に入れたり、天神さんで買った本にパラフィンを巻いたりして過ごす。 アトリエ箱庭さんのイベントにはぜひ行きたい。ぼくは箱庭に行ったことがあるのだろうか。それも忘れてしま…

天神さん3分遅刻

出町柳8時45分発の特急にぎりぎり間に合わず、イライラする。15分ぐらい待つことになる。 だから3分ぐらい遅刻した。 マラソンに例えれば分かってもらえると思うが、たったの3分だけど、この出遅れは大きい。 すべて100円で購入。 江戸川亂歩全集…

かっぱ横丁

明日は天神さんの古本まつり。 今日はかっぱ横丁。 『トラウベル詩集』、福田正夫訳、大正9年、新潮社、100円。うわあ、100円。 津村秀夫『アメリカ映画読本』昭和22年、コバルト社、ラッキー文庫が200円。 南部圭之助『映画宣伝戦』、同文館、…

「古本泣き笑い日記」とうとう品切れ

青弓社のホームページを見ると、『古本泣き笑い日記』が品切れ重版未定になっていた。 特別嬉しいというわけではないが、売り切ったことにある種の満足がある。 青弓社の矢野さんには感謝している。はじめての本なのだからやはり特別な思いがある。 さて、無…

かなり満足する

久しぶりに、樟葉のブックオフに行こうと思っていたのだが、急に用事ができて、同志社大学へ行くことに。吉岡書店に寄ると毎年恒例の全品2割引きセールが始まっていた。 秋山駿『生の磁場』、小沢書店、240円。これは文芸時評。 蜂飼耳『紅水晶』、講談…