古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

2007-01-01から1年間の記事一覧

やはりスゴイ自衛官と警官

岡崎、石浜と三条ブックオフで待ち合わせる。岡崎はこの日も古本買っている。私は買わず手ぶらで、京阪特急に乗り込んだ。 京阪ホテルの7階に上がるともうかなり集まっていた。今日の幹事は、探偵ナイトスクープ出演などで(レンコンの世界)有名な、レンコ…

やっぱり今日もあった川本三郎本

今日は、11時半に「スマート」前で待ち合わせ。でもそこに行くまでに数々の誘惑があって、なかなかたどり着けない。 11時10分に三条ブックオフに入る。昨日のことがあるので、「か」とか「つ」とか見てまわる。岡崎の「お」とか、林の「は」とか、山本…

ブックオフ万歳、これは年に一度あるかないかの豊漁。

いよいよ、同窓会。メンバー表を見ていると思わず笑顔になる。でも石浜がつかまらない。クラブも一緒だったし、一番仲良かった。そこで、例のちくま文庫手帳を順番に調べていくと、携帯番号がみつかった。かけてみたが出ないので、一応メッセージを残した。…

木山捷平資料集

岡山の中脇さんから「木山捷平資料集」を頂いた。中脇さんとは、木山捷平のことで、何度か手紙のやりとりをしたことがある。中脇さんは、岡山で木山捷平読書会を開かれているらしい。 それにしてもこの資料集、よく調べてあるなあ。 今、風呂に持って入り(…

河上徹太郎の本

マルギン前、100円均一をのぞく。特集がモダンシティ・ストーリーの『太陽』、これは持っているので、ガケに出そう。高橋治『絢爛たる影絵 小津安二郎』、これも持っているのでガケに出そう。富岡多恵子『兎のさかだち』、『おれたちのジャズ狂青春記 ジ…

工作舎対談本

工作舎から、岡崎との対談本のアイデア見本が届く。これはいい本になりそう。ページをめくるのが楽しくなる、そんな感じか。何度も何度も見て楽しむ。さすが工作舎だなあ。 昼、スペイン料理「ティオペペ」のランチ。スープがとても美味しかった。 今、テレ…

これは今年一番かも、いや2番か3番か4番か。

「珈琲舎書肆アラビク」というブックカフェが、梅田に出来た。案内ハガキが届いたので、また行ってみよう。確か、スムースの会に来てくれたんだ。どんな店なのか楽しみだ。 今日も朝から古本がらみ。毎日毎日ええかげんにしときや。呑気にもほどがある。他に…

こんな安くていいのか

ガケに古本を追加する。そのあといろいろ話していて古本情報を得る。新しい古本が入ったみたいですよ、の一言にとびつく。 おそらく、このような本をこのような安い値段で買った人は、日本中探しても見つからないだろう。それでは書き出してみよう。 谷沢永…

作家のいろいろ

「京都ちゃちゃちゃ」から電話あり、一年前に出た放送の一部分を再放送していいか、というものだった。12月10日と言ったかな。 Lマガの原稿を書き上げたあと、知恩寺で買った本を引き寄せて、あれこれ見る。自分でいうのも何だが、いい本が買えた。 結城…

やはり皆勤

これは、4日のこと。 花園ラグビー場に、大阪桐蔭の応援に行く。一時間ぐらい時間あったので、知恩寺へ。100均につくと、やはり松岡さんが。もう何冊か手に。あれ10時丁度に来たはずだが。松岡さん、9時頃来て見ているのでは。 一時間しかないので、…

もちろんお寺へ

今日は、「空想書店、書肆紅屋」さんと昼食をいっしょに食べる約束をしていたので、11時ごろに知恩寺に入った。 100均に着くと、昨日はなかった本がたくさん。これは長年の経験で、ひとまわりしたらわかるのだ。どこにどんな本が並んでいたか見ればわか…

今日も知恩寺

昼からゆっくり、知恩寺に入る。毎日のぞいていくのは、追加本があるからだ。100均なんか、昨日はなかった台までこしらえてあった。 臨川の追加をチェックする。寺山修司『棺桶島を記述する試み』(サンリオ)100円、昨日の対談集もそうだけど、寺山修…

今日も朝から

雨がぱらぱらしていたが、何しろ近いのでね、知恩寺に。 ちょうど、100均にどんどん追加していた。まだヒモがかかっているが、何冊か抜く。山川方夫『愛のごとく』『親しい友人たち』、結城信一『作家のいろいろ』、阿川弘之『ヨーロッパ特急』、大江健三…

知恩寺青空古本まつり

10時ごろ臨川に着くと、もうたくさんの人が取り巻いていた。私は家のことで本当はこんなことしている場合ではない、という気持ちがあるので、集中できずにぼんやりとしていた。 でもテントをめくる(私が店員のようにめくった)と、やっぱりね、目の前に本…

ショックの翌日

昨日買った本は、清水哲男詩集『雨の日の鳥』(昭和53年、アディン書房)、300円。鳴澤花軒『虚子鑑賞』、100円。 辻孝三郎詩集『信頼』(昭和46年、白川書院)、100円には、『我が生い立ちの記』が挟み込んであった。この、15ページの小冊子…

大変なことに

何かシュルシュルと音が。だんだん大きくなってくる。隣の家の人が、思いっきり水を出している感じだった。 それが水道管が外れての音だとは。元を止めたのはずっとあとのこと。他にもダメなところも見つかり大変なことになっている。 水道屋さんの見積もり…

大阪古書会館へ

雨模様だけど、古書会館に向かう。店内なので雨が降っても大丈夫なのだけれど、持って帰りにくいのが困る。完全装備(古本入れる密封ビニール袋)で出かける。 谷町4丁目で降りたのだが、出るところ間違い、20分ぐらい遅刻する。今日は気持ちが沈んでいた…

はじめての店

昨日、ガケ書房で教えてもらった、店頭100円均一、に行ってきた。鞍馬口なので、ちょっと遠かった。マルギン前に出している古本屋さんが別のスーパー前でも出しているのだった。 こちらは毎週木曜日だという。それで買った本は、室生犀星『我が愛する詩人…

晩鮭亭さんと

カウント・ベイシーとズート・シムズが共演しているCDを聴きながら。 今日は仕事休み。のんびり昼まで寝ていた。ガケの様子を見に行った。全適堂は閉まっていた。ぶんこ堂も休み。萩書房の店頭と200円棚を見て外へ出たら、何と、晩鮭亭さんが。仕事で来た…

古本倶楽部

古書目録「古本倶楽部」が3割引セール。電話で、『秋田實名作漫才選集』2、を注文する。3割引だと1000円ぐらいになるので、まあいいか、と思い注文したのだったが、念のため「付いてる値段の3割引ですね」と念を押すと、こちらの方の割引はないとい…

プレッシャーに負けない

マルギン100円均一に顔を出す。相変わらず大量に買っている人がいる。同じ人物なのだが、段ボール2箱ぐらい今日も買っていた。たくさん買えるというのも古本力だと思う。 ガケ書房バイトの、子子子ちゃんも来ていた。最近めきめき古本力をつけてきた。古…

本日仕事あり

今日は試験前の特別授業。一軒だけ古本屋に寄るが、一冊も買えず残念無念。 「書肆アクセス本」のゲラ届く。でも本当に無くなってしまうのだなあ。ぼくは、甘ちゃんなので、「これだけファンがいるのなら、続けようか」そんな動きがあるかも知れないと思って…

板橋文夫の「Do Something!」

朝、板橋文夫の「Do Something!」を聴きながら、ガケに持って行く本を選ぶ。 この板橋文夫グループの演奏がなかなかよくて、気がつけば、作業する手が動いてなかった。気持ちがこもった演奏でガンガンぶつかってくるような感じ。 ガケに追加し、「全適堂」…

ブックファースト、コトクロス店

雨のなか、バスで、三条に出て、ブックオフに入る。一冊だけ購入。原研哉『マカロニの穴のなぞ』105円。私にとって原研哉といえば、集英社新書のデザインが真っ先に浮かんだ。原研哉って、どんな文章書くのだろう、と思い購入したんだ。 外に出ると、雨。…

やっぱり100円がいい

今日はブックオフで、いい文庫が買えた。松本常男『ビートルズ海賊盤事典』(講談社文庫)。非常に分厚い一冊である。昭和60年初版時の定価は、2400円。 写真も豊富で、レコードを中心にしたビートルズ物語の趣きがある。105円で買えるとは。この文…

大きな買い物

小出楢重はやはり抜群に面白い。『楢重雑筆』(昭和2年、中央美術社)、なぜ持ってないのだろう。何回か古書店で見たことあるのだが。買ったようにも思うのだが。 千林の古本屋さんをめぐる。シュタイナー松川を誘おうかと思ったがやめておく。お好み焼き屋…

人生はクレイジー・サラダ

影書房の『島尾敏雄集』を読んでいたら、矢山哲治の名前が出てきた。未来社の『私の文学遍歴』を読みたくなり探すが見つからない。本箱に全部本を並べたい、というのが私の長年の夢だ。だれか空いてる部屋を貸してくれないだろうか。仕事部屋が持てたらいい…

雑誌「ななじゅうまる」創刊

「ななじゅうまる」届く。関西版なので、関東の人には読んでもらえないのだろうなあ。本屋さん特集で、ぼくは、神戸、大阪、京都の新刊書店、古本屋さんを5ページにわたって紹介している。岡崎も均一台のことを書いている。同じことを何回も書いているはず…

アナベル・リー

銀林堂で、今東光『東光独言』(角川書店、新書)を210円で買う。パラフィン紙を買いに文房具屋さんに。パラフィン紙にも色々あって、ぼくは2種類を使い分けている。本のカバーの色などで、これはパラフィンかければよくなるだろう、などと思って購入す…

本のある風景

読みたい本も多いし今日の休みは家にいてジャズを聴きながら読書しようと思っていたのだが…。 「京都のミスター古本」(林哲夫命名)とまでいわれたら、家で呑気に本など読んでいられない。ちなみに「古本ソムリエ」は、ガケの山下くん命名です。 それで仕方…