古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

ブックファースト、コトクロス店

zenkoh2007-10-19

 雨のなか、バスで、三条に出て、ブックオフに入る。一冊だけ購入。原研哉『マカロニの穴のなぞ』105円。私にとって原研哉といえば、集英社新書のデザインが真っ先に浮かんだ。原研哉って、どんな文章書くのだろう、と思い購入したんだ。
 外に出ると、雨。前方に鴨川が流れている。ぼくは、この鴨川と古本屋さん、これがあるから京都に住んでいるんだと思う。
 京阪書房の店頭台を丁寧に見ると、ありました、ありました、古川緑波の『ロッパ食談』が。昭和30年、東京創元社、200円。迷わずに買えるうれしさよ。他にも欲しい本があったけれど、これ一冊にする。気分高まり、昼食はケララランチにする。店に入ると、正面に山崎書店さんがいたのでびっくり。横に座りいろいろ話す。最近いろんな人と街歩きの途中で出会う。
 最近、ますます古本屋めぐりが楽しい。
 大学堂書店の店頭をちらっと見て、本日開店のブックファーストに向かった。3階までエスカレーターで上がるが、思ったほど面倒でない。上がり安い設計が成功している。
 さて、お手並み拝見と店内をじろじろ見て回った。
 電車の中では、小出楢重はちょっと横に置いて、ロッパを読んだ。