古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

雑誌「ななじゅうまる」創刊

zenkoh2007-10-15

 「ななじゅうまる」届く。関西版なので、関東の人には読んでもらえないのだろうなあ。本屋さん特集で、ぼくは、神戸、大阪、京都の新刊書店、古本屋さんを5ページにわたって紹介している。岡崎も均一台のことを書いている。同じことを何回も書いているはずだが、最後まで読ませるのだからなあ。大したもんだ。それにしても、これだけ情報が詰まって、210円は安いなあ。16日に書店に並びます。よろしくお願いします。
 今日こそは、マルギン前100円均一があると思って、10時ごろ出かけてみると、やっていないではないか。怒るでしかし。
 水明洞に急ぐ。最初10冊ぐらい抱えこんだが、結局一冊だけになった。復刻本、新美南吉『花のき村と盗人たち』。挿絵の谷中安規がすばらしい。いつも谷中安規の挿絵を見ると暖かいユーモアを感じる。
 尚学堂に寄る時間がなくなったので、出町柳に向かった。
 それでも三条ブックオフへ。現代詩文庫の『白石かずこ詩集』105円、常盤新平アメリカが見える窓』105円。これは徳間文庫だが、徳間文庫もかなり個性的なラインナップだった。先日、古本について原稿依頼があったので、いろいろ考えているのだが、徳間文庫のことを書こうかと、ちょっと心が動いた。まだもう少し考えてみよう。
 夜、工作舎対談本、に書き込み、これでひとまずの完成とした。