影書房の『島尾敏雄集』を読んでいたら、矢山哲治の名前が出てきた。未来社の『私の文学遍歴』を読みたくなり探すが見つからない。本箱に全部本を並べたい、というのが私の長年の夢だ。だれか空いてる部屋を貸してくれないだろうか。仕事部屋が持てたらいいが稼ぎが足りない。
矢山哲治は、今年の下鴨納涼古本まつりで買った一冊なのだ。『矢山哲治 詩人の死』。
いくら探しても見つからないので、仕方なく、家をでた。もしかして、売ってたりして。それだとまた買わないといけない。
吉岡書店の店頭台が100円均一になっていた。真剣になる。山田稔『コーマルタン界隈』、青山南『人生はクレイジー・サラダ』(装画、装幀、峰岸達)、浅田彰『ヘルメスの音楽』、伊藤信吉詩集『風や天』を購入する。
このあと、水明洞、ブックオフに寄ると、黒猫堂の高橋さんとばったり。いつかは会うとは思っていたが。黒猫堂にも「善行堂」コーナーができるかも。
深夜、急に、小出楢重が読みたくなり、持ってる本を近くに並べる。といっても三冊。『めでたき風景』、これは秋の思文閣古本まつりで買ったのだったなあ。今年もあるのだろうか。『大切な雰囲気』は、もうボロボロになっている。それと岩波文庫。『楢重雑筆』は持ってなかったか。