吉岡書店の2割引セールはまだ開催中だった。
寺山修司の『赤糸で縫いとじられた物語』新書館は、幻想童話集。
花登筐『私の裏切り裏切られ史』、朝日新聞社。
この2冊で400円。他にも欲しい本あったけれど我慢して、天神さんに急ぐ。
今日の100円台はきつかった。なかなか買えないのでイヤな汗がでた。かなり買ってる人がいるので、その本をチェックすると、見事なアホアホ本だった。はやくもブックオンの影響だろうか。かなりの腕前とみた。
私は3冊だけ買えた。
『をどり通』、昭和5年四六書院、通叢書だ。
織田作の『夜の構図』、萬里閣。
林芙美子『旅情の海』。
3冊だと物足りない。天牛にも行く。店頭のワゴンのなかに、春山行夫の『詩人の手帖』があった。50円。河出新書。
まだ者足りないので、ハナ書房さんに寄って、あれこれ話すことにした。
アトリエ箱庭での佐野繁次郎装幀コレクション展の宣伝もする。図録といっていいのか分からないが、本がでるのも宣伝する。もちろん買いますよと言って下さった。
東京駅のステーションギャラリー『佐野繁次郎展』の図録があまりないという話も。これはぼくも見に行って図録も買った。
佐野繁次郎や藤田嗣治の本や雑誌も見せてもらった。今人気のアル装幀家はだれですか、と尋ねたら、やっぱり、恩地孝四郎でしょう、と。