古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

戸田勝久展とメリーゴーランド

zenkoh2008-10-12

 ゆっくりと家を出て、ケララランチを食べにいく。
 その前に水明洞に寄ったのだった。
 ヴィクトル・ユーゴーノートルダムのせむし(漢字)男』、昭和5年、改造社、松本泰訳、100円。
 雑誌『文藝日本』、昭和29年、大鹿卓編集発行、100円。
 3時頃に四条河原町下がった寿ビル5F、子供の本の専門店「メリーゴーランド」へ。
 古本市が今日から始まる。出品者のなかにどんな本を出すのか見てみたい人がいたので、行ってきた。
 まずは、やっぱり、絵本を買いたいと思い、いろいろ探すと、
 ジェイムズ・ジョイスの絵本『猫と悪魔』があった。800円。ジェラルド・ローズの絵も気に入ったし、丸谷才一の訳(歴史的仮名遣い)。いい絵本があってよかった。
 それと、目当ての棚に、村上春樹『村上ラヂオ』、1500円。サインが入っていたのでビックリする。ハンコもなかなかいい。
 ジュンク堂に寄って新刊もチェックする。店長と井上さんに挨拶する
 自転車で、戸田勝久展へ。京阪三条近くの、ぎゃらりい思文閣。26日まで開催。とてもゆったりとした時間が流れていた。欲しい絵もあった。色んな人に見てもらいたい絵だ。戸田さんに挨拶し、メリーゴーランドのことも話す。メリーゴーランドから回ってこられた方もいたとか。