古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

欧文堂へ

 ガケ書房に寄って善行堂をチェックすると、「ブラケット」という同人雑誌が売れていた。
 「スムース」の前の「ARE」の前の雑誌だ。林さんも岡崎もぼくも同人だった。
 よく売れたな。まだ残っているかも。押し入れを探して見よう。
 すごく渋いお客さんがいるな、ガケには。何とか古本屋さんでスムース創刊号を見つけて善行堂に並べたい。
 今日も全適堂閉まっていた。また旅にでたか?
 「デューク・エリントンジョン・コルトレーン」を繰り返し聴きながら書いている。
 今日はちょっとコースを変更して欧文堂へ。欧文堂の店頭へ。
 堀江敏幸『熊の敷石』、ドリス・へフロン『メリージェーンは秘密の言葉』、大江健三郎『らふたしアナベル・リイ総毛立ちつ身まかりつ』。
 堀江敏幸のは持っているけど(文庫も)。
 吉岡書店も店頭。
 鈴木志郎康詩集『家族の日溜まり』。詩集が買えるとうれしい。
 電車で、生島遼一『春夏秋冬』を読むが、やっぱりいいエッセイだ。去年の百万遍で買ったのだが、サインがあるも裸本だった。500円だったのが3冊500円になって買うことができた一冊。これは1000円でも2000円でも買うべき本であった。献呈された人(学者)の書き込みらしきものもあり、貴重だ。