古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

物件さがし

 「BookJapan」に書評がアップされました。http://www.bookjapan.jp/search/review/200902/yamamoto_yoshiyuki_01/review.html

 来月は、ブックマーク・ナゴヤと池袋、古書往来座での「外市」に、会わせて300冊以上古本を出すので、少しずつ準備する。数が多いと、これ、なかなか大変だ。
 古本屋もできるような部屋がないかと、ぶらぶら散歩がてら探しに行く。思いっきり本が買えない状況なので、どこかにひと部屋かりたい。昨日警察にも寄り古物商認可の書類ももらってきた。認可されないと困るのであまり書けないが担当者がちょっと面白い女性だった。いきなり、
「あなたはラッキーなひとです」なんて言われた。
 ゆっくり京都のまちを散歩して、古本屋さんにももちろん寄った。
 高橋悠治の『水牛楽団のできるまで』は、とてもうれしかった。200円。高橋悠治の日記ですよ、これは。
 白水社、いい本つくってます。シンプルな装幀と造本。1981年発行、白水叢書。
 あと、文庫本。
 杉本秀太郎『新編洛中生息』、ちくま文庫。持っているが見つけると買ってしまう一冊だ。
 ウイリアム・バロウズ裸のランチ』、鮎川信夫訳、河出文庫