古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

彼女は一度取り出した本を戻してしまった

zenkoh2009-02-24

 朝、再びカバと格闘する。
 「ザ・ファビュラス・クロード・ウィリアムソン」や「シダー!」を聴く。アイラーが届くまで、アイラーに向かっての選曲になる。
 徐々にアイラーに近づいていこうと思う。今はベニー・グリーン。
 ちょっとだけブックオフに寄った。
 函入り単行本が置いてある棚に行くと、若い女性が立ち読みしていた。何を読んでいるのかと見てみると、結城信一『空の細道』だった。
 渋い渋すぎる。文庫などみて又戻ると、その女性、『空の細道』を買わずに、棚に戻してしまった。お嬢さん買っときなさいよ、おかげでぼくは持ってるのに又買ってしまう。まあいいか、ブックマーク名古屋か外市に出そう。あわせて300冊の古本を用意しなければならないので、そろそろ選ばないと。スムーストークに予約は入ってるのだろうか。ちょっと心配。みんなと名古屋で会えるのは楽しみ。名古屋のジャズ喫茶にも行きたい。そうそう、ブックオフの話。他にも買いましたよ。
 『スーザン・ソンタグから始まる』、新書サイズ、105円。木幡和枝、浅田彰平野共余子アメリア・アレナス、福のり子、後藤繁雄によるトークディスカッション。京都造形芸術大学か。浅田彰の挑発的なものいいが面白い。
 イタロ・カルヴィーノ『木のぼり男爵』、新書105円。