古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

いよいよ加藤一雄が…

朝、聖智さんから電話があった。加藤一雄、やっと6月に出るらしい。安心した。きっとこれでまた新たな加藤一雄ファンが生まれるだろう。私もまた読み返せるので楽しみにしている。とりあえず。

岡本芳雄

この前、細川書店の本を買ったので、曾根博義さんの『岡本芳雄』を読み返した。細川だよりのことも出てくるし、曾根さんの文章は本好きの文章で読んでたのしい。紀伊國屋書店のPR雑誌のことを書いたエッセイもよかったなあ。 金箔書房に行く。上林暁の『過…

10時に起きる

対談書き込み、 工作舎のIさんからメール、 書き込み、 B書店、 福田屋、 吉岡書店、 くるみパン4ケ、 電気代入金、 京阪特急、 上林暁、 京橋、 天神橋筋、 デュシヤン、 北新地、 駅前ビル、 洲之内徹、 プルースト、 ジャズ喫茶ホワッツニュ−、 住道、…

「ちくま日本文学全集」続編?

「対談」に書き込む。「ちくま日本文学全集」は文庫サイズのよくできた全集なので、我々で追加を考えようというところにきている。 ぼくは、「中戸川吉二」とか「加能作次郎」とか「小沼丹」とか「戸井田道三」とか「加藤一雄」とかを考えていた。解説はだれ…

一時間文庫も好き

昨日、「京都に住まえば…」の校正を終えて家を出る。仕事終えての古本屋めぐりは最高だ。ガケに寄って子子子ちゃんと少しおしゃべり。 8月のガケイベントに、魚雷くんも参加してくれるとのこと。Lマガジン編集部も参加が決まり、さらに面白くなりそう。岡…

ア−ネスト・ダウスン作品集

「Lマガジン」が届く。特集は動物園へ行こうよ。北村知之くんが、「本で読む、わが町の動物園」を書いている。「ハナ書房」も紹介されている。いろいろ読んでいると、天神橋筋商店街に行きたくなった。明日行こうか。 福田屋さんをのぞく。店頭の棚から一冊…

種村季弘のラビリントス

8月11日からガケ書房で開催される「下亀納涼古本まつり」のことを考える。 山下くんが、ただいまのところの予定メンバーを知らせてきた。友部正人 岸田繁(くるり) ふちがみとふなと オクノ修(六曜社) 書肆砂の書 尻プロダクション 蟲文庫 さすが、山…

伊藤茂次詩集『ないしょ』

深夜帰宅すると、注文していた『ないしょ』が亀鳴屋さんから届いていた。限定333部発行で、私のは63番だった。これは本好きにはたまらない本になっている。333部か、すぐに無くなってしまうだろう。今、詩作品について書きかけたが、やめておこう。…

NHK人間大学を集めている

ガケをのぞく。店頭で「足揉みどうですか」と言われる。立命館の足揉みサークルだという。肩がこっているので肩をもんでほしいというと、それも足裏のつぼを押さえると治るという。足のうらはくすばいのでやめておく。店内の古本コーナー で、吉行淳之介・篠…

京都に住まえば

一歩も外へ出ず、終日、家で、「京都に住まえば…」の原稿を書く。下鴨納涼古本まつりのことや、よく行く喫茶店のこと。書いていて楽しくなってくる。途中、古本屋さんへ行きたくなって困ったが、ぐっと我慢した。原稿は明日送ろう。

春山行夫『読書家の散歩』

ちょっとだけ忙しい。B堂で、内田百間の『王様の背中』を500円で買う。もちろん復刻だが、六興出版の小型本。谷中安規の版画が楽しいので、見ると買ってしまう。春山行夫の『読書家の散歩』は現代教養文庫。持っているが久しぶりに見たので買ってしまう…

ビラがポストに

朝、編集集団、「140B」の大迫くんから電話があり、『京都に住まえば』の相談。いよいよ大詰めか。楽しいページになりそうだ。京都の古本屋さんと喫茶店の紹介ができるのがうれしい。 郵便受けを見ると、何かビラがある。取り出してみると、「良書古書、…

パソコンの調子悪い

パソコンは、iBookを使って、5年ぐらいになるが、すぐ画面が暗くなるので、斜にしたりあるところを押さえるようにしたりして使っている。修理に出そうと思って聞いてみると、2、3週間かかるといわれたので、来週締めきりの書評を書いてから出すこと…

丹頂書房

マルギン前の100円均一は、おばあちゃんにも大人気だ。店番の人にあれこれ話かけている。ぼくは4冊ほど買って帰る。マ−サ・グライムズ『桟橋で読書する女』、『建築探偵術入門』、『吉行エイスケ』、木辺弘児『海ユリの時間』。 吉岡書店の店頭で、春日…

YAMATOYAでレッド・ガ−ランド

ガケ書房に寄り、山下くんと夏のイベントのことで、相談する。店内で古本まつりをするのだが、いろんな人に古本を出してもらおうというもの。ミュージシャンの方の参加も何人か決まり面白くなりそうだ。 このあと、京都の古本屋をまわるが一冊も買えず、しょ…

『昔日の客』届く

『昔日の客』は、ときどき読みたくなり、読みたくなったら扉野くんに借りていた。正宗白鳥の本をまとめて入手し、それをふろしきに包んで白鳥に見せに行く話も面白かったし、上林暁宅を訪ねる話や保昌さんが「山王書房」に本を買いに行く話もよかったなあ。 …

ちくま日本文学全集

朝から雨が降っていた。ジャズでも聴きに行こうかと思ったが、今日から、月、木曜日、仕事の始まる時間がはやくなったので、ゆっくり聴けないので、やめておく。それでどこに行ったかというと、ブックオフ。 和田誠表紙画集『カーニバル』を500円で買った…

茶煙閑話

荻原魚雷くんと高橋輝次さんからハガキ。 魚雷くんは、5月23日(水)に、京都の「まほろば」(075ー712ー4191)でトークショーをやるという。手廻しオルガンの「オグラ」さんとのイベントだ。平日は仕事なので残念ながら行けそうにないが、これ…

全集を買う

平さんが、双子だということを、知らせて下さった方がいる。どうもありがとうございました。これで余計なことを考えることなく、古本に集中できます。 ハナ書房で見た、前田寛治画集(第一書房)のことが、気にかかり、中野重治の「広重」を読み返す。ちくま…

「天声善語」書き上げ、古本屋へ

出版ダイジェスト一面に大きく「散歩は古本屋巡礼」。荻原魚雷くんの記事が顔写真入りで出ている。しっかりと古本文章になっている。今日はこれを見て朝からいい気分だ。 昨日は一日中家にいて、Lマガジンの原稿の構想を練っていた。900字余りなので、書…

今日もブルーノート

勧業館へは行かず、S洞の店頭に座りこむことにする。美術雑誌の「三彩」がたくさん出ていたので、一冊一冊チェックして、加藤一雄が書いている号だけを横にのけていく。たいていは、『京都画壇周辺』に収められているのだが、「一葉女史の墓」のように、「…

ちょうちょぼっこ

第一金曜日なので、「かっぱ横丁」へ。「ちょうちょぼっこ」にも寄れるルートを考える。いつもより早く11時半ごろに阪急梅田に着いた。一番後ろの出口を出るとすぐ「かっぱ横丁」だ。もう紅白の垂れ幕のかかった台に人がいる。 まずは、100円均一の店か…

小津安二郎

ぼくの書いた『藝文往来』の書評が、北海道新聞のホームページで読めるので、またのぞいて見て下さい。http://www5.hokkaido-np.co.jp/books/ 今日も「みやこめっせ」へ行く。自転車で行ける距離なのでうれしい。今日は どの店もとばすことなく順番に見てま…

春の古書大即売会

朝はやく目が覚める。雨のようだけど大丈夫。勧業館には屋根があるから。 15分前に着き入り口の前で並ぶ。この時間は長くていやだ。作戦を立てようと思うが、うまくいかない。とりあえず入ってずっと右の方に走っていく自分の姿を思い描く。 今日はなかな…