古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

ちょうちょぼっこ

 第一金曜日なので、「かっぱ横丁」へ。「ちょうちょぼっこ」にも寄れるルートを考える。いつもより早く11時半ごろに阪急梅田に着いた。一番後ろの出口を出るとすぐ「かっぱ横丁」だ。もう紅白の垂れ幕のかかった台に人がいる。
 まずは、100円均一の店から、ハワード・コック『カサブランカ』と安藤徹雄『新シェイクスピア物語』を。
 210円均一の箱の店で、種村季弘『雨の日はソファで散歩』。平川祐弘『和鬼洋才の系譜』(1971年、河出書房新社)、小笠原信『遊べ、蕩児』(編集工房ノア)、『蕪村俳句集』(ワイド版岩波文庫)。
 300円均一で、中井英夫『悪夢の骨牌』、藤井貞和の詩『ピュ−リファイ!』。
 小島輝正『始めからそこにいる人々』(編集工房ノア)は200円だった。
 昼食は、いつものように「古潭」で、ラーメンと餃子。
 紀伊國屋書店で、「ちくま」と「波」をもらって、阪神前(地下)の「萬字屋」さんに向かう。古本屋めぐりはここでギブアップ。もう充分買えたので、「ちょうちょぼっこ」に行って、古本を積み上げ、コーヒーを飲むことにする。三回目なのでもう間違えず、四ツ橋駅の6番出口を出た。階段を登りドアを見たら何と今日は6時開店だという。3時だったので待つのもちょっときつい。
なかなか上手いこといかんもんや。
 京橋に出て、京阪特急で京都にもどり、ブックオフで、荒川洋治編集の『名短篇』を250円で買う。
 久しぶりにジャズ喫茶「ブルーノート」に入る。