古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

「ちくま日本文学全集」続編?

 「対談」に書き込む。「ちくま日本文学全集」は文庫サイズのよくできた全集なので、我々で追加を考えようというところにきている。
 ぼくは、「中戸川吉二」とか「加能作次郎」とか「小沼丹」とか「戸井田道三」とか「加藤一雄」とかを考えていた。解説はだれに頼もうかというところまでいくと、本当に出してくれるところないかなあ、と思ってしまう。出す意義もある、と言いたい。日本文学をより深く味わえるようになるのじゃないかな。
 でも売れなくてもいい、というのにはしたくない。採算もちゃんと取れてなおかつシブいラインナップにしたい。その線でいろいろ考えると、あまり無理も言えない。今までにないラインナップになるのは間違いない。
 今日も古本4册、買った。