古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

パソコンの調子悪い

 パソコンは、iBookを使って、5年ぐらいになるが、すぐ画面が暗くなるので、斜にしたりあるところを押さえるようにしたりして使っている。修理に出そうと思って聞いてみると、2、3週間かかるといわれたので、来週締めきりの書評を書いてから出すことにする。もう一台あればいい。ローンで買おうか。そういえば、テレビもおかしい。後ろを叩かないと映らないのだ。
 今日、朝、岡崎武志から電話あり、対談本(工作舎)のことで、あれこれ相談する。2人が文学全集を作るとしたら…という対談にこれから入るところ。
 やはり一冊の本を作るというのは大変なこと。
 今日はどこの古本屋さんに行こうか、と迷った。天牛か金箔か天牛堺か。それとも京都のB堂かS洞か。どこも捨て難い店ばかりで困ってしまった。毎日毎日呑気な話だと思うが、古本めぐりの後、ちゃんと仕事してるので、大目に見てもらわないと。だれに話してるのかわからなくなった。
 とにかく、今日は、B堂、S書院、F書店、Y書店、そして寝屋川の金箔さん、ブックオフさんをまわった。
 買った本は…、もういいか今日は。
 深夜、部屋の本の山を眺めていると、『濱田隼雄作品集』がひょっこりでてきた。
これは以前、ブックオフで「誰だろうこの人」と棚から取り出して発見できたのだった。収録作品を見て驚喜した。「富ノ沢麟太郎伝」とあるではないか。よくぞ手に取った、と自分を褒めてやりたい。買ったことで安心して最後まで読んでなかったのだ。近くに置いておく。