古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

 よし、今日も元気でよかった。
 今日はだれが来てくれるかな。
 かつての私みたいに毎日古本屋にいく人いないのか。
 今の所、週に一回は来てくれる人、6人ぐらいいるかなあ。ありがたいです。
 月に一回ぐらい来てくれる人ももっと増やしたい。
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 開店早々、京都新聞で見たといって、スムース13号を買いに来てくださる。
 やっぱり京都新聞の影響はすごいです。
 映画関係の本もまとめて買ってもらったので、今日はこのあと余裕がありました。
 スムース13もサンポマガジンもまだまだ売れています。
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 サンポマガジン別冊を手伝ってくれている、デザイナーの朝日さんが、イラストレーターの女の子と打ち合わせにきてくれる。
 いろいろ相談して話を進める。いいものができそうで、うれしい。こういうのは共同作業が楽しいです。
 私のエルマガジンの連載をサンポマガジンの別冊として出してもらえるのです。
 かわいくて持ち運びのできるようなのにしたいと思っています。
 6月には出せたらいいのですが。おそらく少部数になるでしょう。
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 戸田勝久さん、ご来店。黒木まがりさん制作の「湯川書房湯川成一の美しい本」がとても善行堂で人気があることなど、やはり湯川書房の話になります。黒木さんの本が戸田さんの装幀で近々出るという話も。水仁舎展といい、いい話ですよ。戸田さんが帰られたあと、湯川さんの奥さんも寄ってくださる。
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 音楽好きから本の世界にやってきた青年が最近ときどき寄ってくれる。
 いい本をみせると、笑ってくれるのだ。それがとてもいい笑いで、来てくれるのをいつも楽しみにしている。
 でも大阪に来月引っ越すという。淋しくなるが、三ヶ月に一回ぐらいは来てくれるのではないか。
 今日は、近くに住む女子学生も加わって、いろいろ話せた。その女子学生はデザインを学んでいるのか、装幀などもしていきたいという。それはそれは善行堂にぴったりじゃないですか。
 善行堂にいろんな人が集まって、今日も楽しく仕事ができた。