古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

 今日もいろいろありました。
 ブックマーク名古屋に寄ってから善行堂に来て下さったかたは去年の夏にも来て下さったかたで、よく覚えていた。名古屋のことや東京の話をする。こうしてときどき来て下さるのがありがたい。はんのき中村くんもがんばっていたと。
 三重県で本の綴じとか補修とかをなさっている鈴木さん、ご来店。造本にも興味あるので、もっと話したかった。
 小説を書いている木村さんは、善行堂でなら破産してもいいと、週に一回は来てくれる。ドイツ文学や太宰治にもくわしい。
 福永さんの知り合いだというかた、ガリア書房さん、ご来店。
 福井の写真家、浅田さんは、ザンパノでのライブを聴きにきたという。
 浅田さんは、海の写真を、自ら海に入り泳ぎながら撮るという人で、私はその写真が好きだ。もっと見てみたい。
 名古屋では、徒然舎さんが、がんばっている。サンポマガジンもよく売れたそうでよかった。
 善行堂でもサンポマガジンよく動いています。西川さんに追加送ってもらわないと。それと別冊の仕事をはやく仕上げないといけない。
 戸田勝久さんからメールで湯川成一展会場での写真が届く。加藤一雄本の前の私はなんとも物欲しそうな顔をしている。こういうのを逃さないのが戸田勝久か。戸田さんと私の間にも湯川さんがいて、にっこりと笑って見守ってくれているのだろう。これからもっと付き合いが深くなっていく予感を感じた。
 戸田さんとの話でも出たが、湯川書房版の加藤一雄『無名の南画家』は探している人が、戸田さんのまわりにも多いという。入手できたら戸田さんに連絡することになった。
 yomunelさんが土曜日、善行堂に来て下さったみたいですね。会いたかったなあ。ブログをみると今日は奈良を回られるとか。いい天気でよかったよかった。帰りもう一度善行堂へ、とは言いたくても言えません。