古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

また売れました『古本泣き笑い日記』が。

 うれしいもんですね、自分の書いた本が売れるのは。
 『古本泣き笑い日記』は、あと何冊持っているのかわからなくなってきた。
 品切れなので本屋さんで見つけたら買うようにしていこう。
 手持ちが無くなるとさびしいので。自分の本をもっと売りたいと思っているみなさま、古本屋をすればよく売れますよ、お勧めします。
 ぼくもこのことにもっと早く気付けばよかった。『新・文學入門』も買ってくれそうな人をみつけました。
 こうなったら、たくさん売って、みんな品切れにしようか。
 だいぶ慣れて来ましたが、お客さん、来ないときはホント来ないもんですね。
 今日は、近代ナリコさんが来てくれました。
 寺山修司堀多恵子多木浩二を買ってくれました。
 いろいろ楽しく話ができました。「山本さん、飲みや、しましょうよ」「月に一回でも、いっぱいお客さんつれてくるよ」
 「近代さんがカウンターの中に入ってくれるんなら流行るやろうな、そんな店あったら客として行きたいナ」「カウンターの中に入りますよ私」
 こんな感じでした。本気なのでしょうか。やれば面白いバーになるかも。古本バー、お相手は、近代ナリコと古本ソムリエがつとめます、なんて。
 今、ウイスキー、いっぱいあるし、考えてみようかな。
 もうわかる人はわかると思いますが、酔ってます。
 また、取材の話がありました。あんまり何もかも受けるのはよくないかも知れませんね。
 今日は、お客さんと、土門拳の話をしたり、もしました。
 終わってみれば、今日もたくさんの人が来てくれました。ありがたいですね。
 本もどんどん追加しています。