古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

脳の検査は断る

 朝、眼科へ。女の優しい先生でよかった。
 食べ物屋や医者に、ときどき偉そうなコワい人がいるじゃないですか。
 何度かそういう人に当たって迷惑したことがある。
 思い出したぞ。
 守口高校のときだったか。肩の関節が痛くなり困っていると、シュタイナー松川が「いい病院があるぞ」と教えてくれた。シュタイナー松川が「いい」というのは我々とはちょっとちがうので警戒すべきだったが。そういえば何度か変な場所に連れて行かれたなあ。上半身裸になり一列に並んで背中を見てもらうのだ。そして白い粉を背中にふりかける。そんな先生もいた。シュタイナー松川は「どうや身体が軽くなったやろ」。今から考えると夢のなかのように思えるが。
 肩を見てもらった先生もすごかった。何回目かの診察のとき、自分で話題をふっておきながら、何か気に入らないことがあったのか、急に、
「余計なこと、言わんでもよろし。カルテにみんな書いてあるんや。」
 阪神タイガースの話から、自分の肩のことを説明しようとしたのが気に入らなかったのだろう。
 このあと電気をかけてもらったのだけど、痛かった左肩にではなく、痛くもない、右肩だった。
 そんな先生じゃなくてよかった。
 目の充血は心配しなくてもいいが、もうひとつの症状は頭の検査が必要だと。
「今日はこころの準備ができていませんので」と断った。
 海文堂の福岡店長から、ポスターを頂きました。そのなかに、日清焼きそばも入っていたのがおかしかった。
 海文堂の「古書善行堂」棚、好評のようでよかった。近々追加しますので、近くの方がた、よろしくお願いします。追加するのが大変だと思えるぐらい売れたらいいな。
 店舗改装の方は15日ごろに完成する予定。
 どうだろうか、28日オープンはちょっと無理かも知れない。
 7月5日オープンになるかも。なるべく早く開店したいので、ぎりぎりまで頑張ってみよう。