古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

疲れてます

 休山舎から、『宮地嘉六と街を歩く』、広島・関西編2、が届く。
 分厚くなってるじゃないですか。これは実に貴重な仕事だ。宮地嘉六もすごいけど休山舎もすごい。店に持って行って読もう。
 やはり慣れないので、疲れますね。
 かなり売れています。いつまで続くか心配ですが今のところ順調です。いい本を安くすれば本好きの人は買ってくださる、そう思います。
 自分でもしまった!と思えるような値付けもありますが、安く買った人はまた来てくれるでしょう。
 本も棚が空くとすぐ追加しています。2階の本も減ってきました。
 火曜日は休みなので、久しぶりに大阪の古本屋さんをまわろうと思っています。ブックファーストに追加、海文堂にも追加、ガケにも追加、それに、さらさ花遊小路にも古本を出します、さらに明日は10時から12時まで家庭教師です。こんな元気なおっさん、あまりいませんよ。ぽっくりということもあるかも知れないので、知り合いの方、はやく店に来て下さいね。
 はやく買い取りもしたいですねえ。これも出来るだけ高く買うというしかないでしょう。車の手配もできたので、オープンしたらどんどん買いますから。どこでも行きますよ。オープンの日をお待ちください。
 もう気がついてる人がいると思うけど、マッカラン12年をガブガブ飲んでます。
 今日もたくさん来ていただきました。うれしかったな。
 今日はやっぱり、「うらたじゅん」さんでしょう。
 本を選んでいるとき、「あっ」と大声を出されました。まわりの人はみんなその声でビクッとしましたよ。
 ずっと探していた本にめぐりあったのだそうです。ぼくもうれしくなりましたよ。
 まんがも買っていただきましたが、安すぎると言って、もっと高くして、というのだから驚きました。冗談かと思いましたが本気でした。
 普通じゃないですけど、考えてみたら、普通じゃないから、あのようなすばらしい絵が書けるのでしょう。そう思いました。
 ちょうちょぼっこのかわいいごうださんとつぎたさんも来てくださいました。
 真治さんにプレゼントしたいというので、いっしょに本を選ぼうとしましたが、なかなか決めることができませんでした。
 もし気に入らなければ、「そんな本欲しくない」と言われそうなので真剣になりました。でも決まらず、電話をかけたみたいです。すると真治さんは、
 「リンゲルナッツがほしい、第一書房の、板倉鞆音の」と言ったそうです。畏るべし真治さん、でも会いたくなりました。
 大阪から葉月さんも来てくださいました。色々話せてよかったです。探求書のメモも頂きました。はりきって探しますが、そう簡単には見つからないだろう本でした。でもがんばりますよ。天牛の平さんの先輩も来て下さいました。そういえばぼくも平さんの先輩でした。彷書月刊岡崎武志特集を買っていただいたので、友達なんですよ、と自慢しました。こう一気に書いていくと、来て下さった人、みんな書きたくなりますね。でも今日はこのぐらいにしておきましょう。とにかく酔ってます。明日も追加しますので。