古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

昨日は飲みました

 ディランセカンドで飲みました。そのあとカラオケ。今帰ってきました。5時10分か。とにかくよく遊んだもんだ。
 ストレスという言葉はきらいだが、ストレスがたまっていたんだろう、弱いのに結構飲みました。
 ブックオフで、ダンデライオンくんと会った。彼ももうすぐ古本屋をはじめるので、いろいろ話をした。新しい風になればいい。
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 ディランセカンド、木曜日はギターとマイクがステージにセットされ、だれでも歌えるようになっている。
 (今、バド・パウエルの「バド プレイズ バード」を聴きながら書いているが、何だかヨロヨロした演奏だけど、魅力はあるのだ、これが。不思議なもんだなあ。)
 しーちゃん(岡崎弟)に、古本屋宣言をする。酔っぱらって、塾の教師としてはごく普通だったと思うが、古本やからな、日本一の古本屋を目指すぞ、と
大きなことを言ったように思う。冷や汗。そんな甘いものでないことは知ってるはずなのに。
 まだやらないといけないことがたくさんあって、そのことを考えると落ち着かないが、本を並べるのを思い浮かべるのは楽しい。今、押し入れのなかやダンボール箱のなかで、死んだようになっている本たちも生き返ってくれるだろう。
 本もたくさん読みたいな。店で最初に読む本は、思い浮かばないけれど、最初にかけるジャズは今の気持ちで言えば、コルトレーンの「バラード」に決めている。 
 ディランセカンドはホントいい店だ。安く飲めるのもうれしい。ゆったりと落ち着ける。お客さんともいろいろ話す。その人もさそって、カラオケ。
 タクシーに乗って見る早朝の京都の町はすがすがしく気持ちよかった。また木曜日に行こう。
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 高橋輝次さんの『古書往来』が出ましたね。みずのわさん、がんばったな。いい仕上がり。
 古本まつりや即売会で高橋さんの後ろ姿をよく見て来たもんだなあ。安い本が大好きなもの同士、かぎつける嗅覚も似た者同士かもしれない。
 高橋さんは、真っ先にかけつける古本者ではなく、ゆっくり自分のペースで見て回れる人。ぼくなどは、人より先に見ないと安心できないのだが、おそらく自信があるのだろう。高橋流とでも名付けたくなるような文章を読んでいくと、やっぱり古本っていいよな、と思えた。
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 今日は夕方、ジャズ喫茶「む〜ら」に。黒岩比佐子『音のない記憶』を持って入った。そうか、この本が黒岩さんの処女作だったのか。写真家の井上孝治を取材しての、力のこもった文章だ。井上孝治の写真集が欲しいな。それと自分でも写真を撮りたくなった。ちなみに、ぼくが撮った写真が『京都の迷い方』にあります。古本市のところです。『京都の迷い方』、ガケでもよく動き出したという。ぼくもまだ読み続けています。
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 ジョー・パスのアクロン大学でのソロコンサートを聴いている。
 こういうのを見つけるとうれしい。CDもすぐ店頭から無くなってしまう。大量に出ているのでやはりしっかり選択しないと。