古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

安い本を買うだけじゃいけない

zenkoh2009-03-14

 アマゾンのアルバート・アイラーにばかり気を取られて、うっかりしていた。
 マシュマロレコードのズート・シムズ、もう発売されていたのだ、「ジャズの専門店ミムラ」の三村さんに電話で予約する。
 危ないところだった。999枚の限定だし、日本でのライブだし。あっというまに無くなるだろう。
 岡崎から今さっき電話があり、岐阜市のSさんのことを話す。詩というものは、それがいいものなら、書けばどこかで漂っているものなんだなあ、と思う。詩に限らず文章ってそういうものだろう。あるときに出会う。そのとき出会うだけでなくそれを手元まで引き寄せる、そんな読書ができればいいなあ。
 今日はいろんな店に立ち寄った。
 ガケ→ぶんこ堂→欧文堂→福田屋→学生リサイクルショップ→吉岡→富山房→不動産屋丸吉→水明洞→ブックオフ三条→壺中堂→ジュンク堂→エレファントファクトリイコーヒー→ブックファーストコトクロス→京阪書房→ブックオフ三条→菜の花→吉岡→銀林堂。
 今日の京都は寒くて寒くて。買った本は、
 小林信彦片岡義男、『対談昨日を超えて、なお…』、昭和55年角川書店、100円。
 江戸川乱歩怪人二十面相』、少年倶楽部文庫、150円。
 玉井敬之『高畑之家』、100円。