古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

アイラーはどのあたりか

 アマゾンから連絡が入り、アルバート・アイラー遅れているとのこと。あれだけ安ければ注文殺到するでしょう。
 何とか届いて欲しいもの。ぼくのアイラー、今どのあたりなんだろう。
 今日、「火星の庭」の前野さんと会った。
 「エレファント・ファクトリイ・コーヒー」でコーヒー飲みながら、いろいろと話した。
 そのあと、赤尾、大学堂、アスタルテ、尚学堂、三月書房へ。途中、ここに黒猫堂があったんです、と教える。高橋さんのことも話す。
 ぼくは、このあたりにくるといつも高橋さんのことを思い出すなあ。
 前野さんは、なかでも三月書房が気に入ったみたいだった。
 今度、京都国際マンガミュージアムで「杉浦茂101年祭」が開催されることを教えてもらう。
 図録も出るらしい。これは行きたい催しだ。3月20日から5月24日まで。
 それでは、今日は古本買わなかったのか、と聞かれれば、もちろんそんなことない、と答えよう。
 水明洞で、アントナン・アルトー『ヴァン・ゴッホ』、筑摩叢書、100円。
 三条ブックオフで、
 シャルル・ペロー『眠れる森の美女』、巖谷國士訳、ちくま文庫、105円。
 海野十三『赤外線男』、春陽文庫、105円。
 天沢退二郎ほか『名詩渉猟』、詩の森文庫(新書)、思潮社、105円。
 春山行夫『西洋雑学案内』、平凡社カラー新書、105円。これは名著。2も出ていた。春山行夫にも興味ある。
 京橋ブックオフで、
 高松伸『陽のかたち』、1995年2刷、筑摩書房、105円。