古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

本日火曜日善行堂定休日です

 今日は休みです。ちょっと疲れがでているのでぼんやりします。
 青木正美さんから、35冊目だという著書『場末の子』を送って頂く。
 同じ古本屋さんになったのだけど、ぼくはあと何冊本がだせるのだろうか。あと一冊か二冊かそれとももう出せないか。
 ちょっと郵便が気になるので善行堂に行ってみよう。
 それにしても、四天王寺、天神さんという古本まつりがあるのに、台風が近づいている。
 これは何とかしなければ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 善行堂に行き郵便を待つ。
 届きました、金子彰子詩集。予約順に渡していきますので近くの方はご来店のときに、どうぞ。
 コミックショックや水明洞、ブックオフから吉岡、井上、ガケにも寄る。
 かなり買えました。普段あまり回っていないので、残っていたのでしょう。
 でも売れるかも、という横しまな考えが出て、自分がイヤになる。
 ガケ書房にいくと、もうすぐ古書城田さんとダンデライオンくんが来るというので、しばらく待つ。
 古書城田の高野さんとダンデライオンの中村くんと、少し話ができた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 今日、古本屋さんをまわって感じたのは、やっぱりネットは高いということです。
 最近、ストレスのせいか、ネットや目録で買い過ぎているのもありますが。
 今日は、25冊ぐらい買いました。
 水上勉の『宇野浩二』は、中公文庫に上下二巻で出てますが、この大きな分厚いので読みたくなったので購入する。
 若い頃、こういう本を読んで、宇野浩二いいなあ、正宗白鳥おもしろい、と思ったものでした。
 宇野浩二の『芥川龍之介』も素晴らしいし、このあたり読んでない人はこれから読めるので幸せですよ。 
 保田與重郎棟方志功の『炫火頌』(かぎろいしょう)は、絶版文庫のなかでも、見つけにくい一冊だろう。
 保田與重郎の歌を入れた棟方志功の版画です。棟方志功の版画はそんなに好まないが、なかにいいなあと思えるのがある。
 棟方志功による「新ぐろりあ叢書」の装幀は好きだ。