古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

三省堂書店神保町本店イベント決定か

三省堂書店のホームページを見ると、正式決定したみたい。
人ごとのような感じで見る。下鴨での岡崎とぼくの写真。
http://www.books-sanseido.co.jp/blog/jinbocho/2008/06/75.html

 芥川の『河童』をゆっくり味わいながら読んでいる。読み終わってもまた最初から読みはじめている。
 なぜかそうなるのだ。短編小説なのですぐ読めるのだが、なにかが引っかかって抜け出せない。もう
 3日ぐらい持ち歩いているのではないだろうか。
 ーーー僕はだんだん河童の使ふ日常の言葉を覚えて来ました。
 という何気ない言葉も、ちょっとこわい。
 
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 ズート・シムズの『ズート・アット・イーズ』を聴きながら書く。
 本当にリラックスした、いい演奏だ。全く値段を気にせず買った一枚だ。
 今日もいつものように古本散歩してきました。
 最近、売ることも多くなり買う量も増えてきた。
 やっぱり「水明洞」へ。
 前から気になってたのを今日は買うことにした。
 買うとまたその場所に古本が埋まるのでそれを楽しみに。
 宇野浩二『夢みる部屋』、昭和21年再版、桜井書店、100円。
 『國木田獨歩傑作選』、昭和21年、三版、小学館100円。
 その他、故六隅許六装幀、三好達治訳の『ボードレール全集』や、『近代名家俳句鑑賞』など。
 このあと、樟葉のブックオフものぞく。
 どうだ、この「古本体力」。疲れ切っているはずなのに。何かから逃げてるみたいだ。