古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

今日もいろいろありました

 ブックジャパンに書評書きました。http://www.bookjapan.jp/search/review/200910/yamamoto_yoshiyuki_01/review.html 

 店を開ける前に、ぐるっと古本屋めぐり。
 うれしかった一冊は、
 『牛腸茂雄展』、2003年、東京国立近代美術館
 善行堂に戻り、しばらくこの写真集を見続ける。
 チョコパフュさんが、授業の前に寄ってくださる。
 ダウスン詩集、高見順山田稔グルニエなどをお買い上げ。
 夕方、チョコパフュさんの生徒さんがお友達と。
 decoさんが津田京一郎さん手作りの『黒部節子詩集成』を持って来てくれる。
 黒部節子の詩はゆっくりと身体のなかに入ってくるようになってきた。
 decoさんといろいろ話しているとき、電話があり、それはいい話ではなかったのだが、
 decoさんと話しているうち、だんだん心も晴れてくる。
 そのとき、「山本さんですか、湯川です」という声が。
 湯川さんの奥さんがわざわざ来て下さったのだ。これは嬉しかった。
 ぼくが頼んで実現した湯川成一インタビューを家族で喜んでくださっていることがわかり感激する。
 ぼくのなかで湯川さんとの会話は宝物のように今もある。
 最近、大学生のお客さんが増えてきたように思う。
 今日も、仏文の大学生がきて、少し話をした。