古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

明日から春休み

zenkoh2008-03-25

 金箔に行きたいと思い準備するが、時間が足りなくなり、あきらめる。まあ、明日から日曜まで休みなので行けるだろう。京都ならまわれるので、今日は白川通を北上した。ガケに寄って善行堂をチェックしてから、ぶんこどうへ。
 天野忠編『京都襍記』、昭和18年、5000部、矢貴書店、300円。
 前から気になってたのだが、やっと買えた。
 「欧文堂」の100円箱から2冊。
 絲山秋子沖で待つ』と、河出文庫特装版、夏目漱石草枕』、河出文庫特装版は集めている。
 福田屋、吉岡をまわり、ブックオフへ。
 八木義徳『家族のいる風景』、1985年、福武書店、200円。
 山村修『気晴らしの発見』、2000年、大和書房、200円。
 電車のなかで、絲山秋子、はじめて読んだ。あっという間に読了。ひっかかりがないのですぐ読める。
 この引っかからないのが物足りないとも思う。
 人生のある部分を目の前に差し出されるのだが、そんまま通りすぎてしまう。これはこちら側の問題か。
 ちょっとまとめて、「今」の小説を読んでみたくなった。古いものばかり読んでいるのもな。
 といいながらも、近松秋江を読みたくなってきた。
 あっ、そうそう、中江俊夫『散文詩集 拒否』、1959年、文童社、西脇順三郎宛献呈署名入り、を入手した。前から欲しかった本なのでうれしい。もちろん100円ではありません。