水明洞へ。今京都で一番ホットな場所は、水明洞だ。
英文学者の、深瀬基寛『童心集』、昭和33年、神戸の中外書房発行、100円。
中央公論の『日本語の世界』14は、散文の日本語、100円。
杉本秀太郎名義になっているけど、大槻鉄男が半分ぐらい書いている。
大槻鉄男「明治からの散文」は遺稿ということだ。あとがきで、杉本秀太郎は、
「……大槻は先をいそいだ。これは彼の遺書である。このことを了解して……」
と書いている。大槻鉄男に興味あるかたは、日本語の世界14、で日本の古本屋ネット
で検索してみてください。300円ぐらいからたくさん出ています。15、川村二郎「翻訳の日本語」もいいです。
中村光夫編近代日本文学選『田山花袋集』、昭和21年、東方書局、100円。
宇野千代『青山二郎の話』は、献呈書名入りで、100円だった、うれしい。
高田千尋詩集『静かな海のジュゴンとの結婚』、跋永瀬清子、100円。