古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

『あの日この日』再読

zenkoh2008-04-01

 春期講習が31日から始まっている。今まで、春は休みにしていたが、今年は新中三だけすることにした。5日間各3時間。他の授業がないので昼間はたっぷりと空いている。中学も公立はのんびりしてるが、私立は宿題がどっさり出ている。ぼくは宿題を出すのはきらい。 
 金箔書房へ。奈良の古本屋さんのことなど話す。
 石塚茂子『黄薔薇』、昭和47年、講談社出版サービスセンター津高和一装幀。
 石塚茂子は、「文学雑誌」、「人間」、などに書いていた。川端康成の弟子といっていいか。
 この作品集には、藤澤桓夫が序を書いている。
 この一冊はうれしい。このように金箔では渋い本と出会える。300円。
 塚本邦雄『けさひらく言葉』、毎日新聞社、300円。これは以前読んで感心しなかったが、今読めばどうか、と思って。文春文庫はあまり見ない文庫だ。
 竹久夢二『どんたく』、中公文庫も、150円なので買っておく。本を動かさないとな。
 ブックオフへ。
 寺山修司を二冊。上野英信集4『闇を砦として』、など7冊購入する。全部105円。うーん、上野英信か。
 500円でくじが引けるという。それならあと3冊買ったのにと思いながら引くと、金券が当たった。でもこの寝屋川でしか使えないみたい。
 まあ、当たったと言っても、10円だからな。