古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

黒猫堂の棚から本を3冊

zenkoh2008-03-31

 またまた、昨日のことになる。
 黒猫堂へ行き、じっくり棚の本を見てきた。ぼくはいい客ではなかったので、黒猫堂に来ても、珈琲飲んでおしゃべりするだけだったが、最後には、記念に何か買わせてもらおうと思っていた。
 でも無理には買えないだろうとも思っていた。これは高橋さんもわかってくれるだろうと。
 三橋一夫『勇士カリガッチ博士』、国書刊行会
 永井荷風『あめりか物語』、講談社文芸文庫
 辻原登『遊動亭円木』、文春文庫。
 雨のなか、ぼんやりと、歩いた。
 JEUGIAに寄って、ジャズのCDを見るが、ただぼんやり見ていただけだった。
31日、もう3月終わり。はや一年の四分の一が過ぎた。
 A古書店で、
 里見弴『愛と智と』、昭和16年重版、実業之日本社、100円。小磯良平装幀。函にもカバーにも小磯良平窪川稲子の『素足の娘』昭和15年重版、新潮社、100円。
 河上徹太郎『ジイド篇』は、昭和12年、第一書房、世界文豪読本全集の一冊。500円。
 萩書房に寄って5冊ほど買い、恵文社へ。ノムラさん、気づいてくれないので、こちらから挨拶する。
 ブックオフでは、本よりCDを。
 ポイントがたまっているので、その一部を使って買うことを思いつく。
 「エリントンとコルトレーン」にする。レコードで持っているが。