古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

何かと忙しい

zenkoh2008-04-04

 「古書現世」の向井くんに、古本を送るために、何かいいものないかと、押し入れの中の本を引っぱりだしていると、探してた本がいろいろ出てきた。こんなところに隠れていたのかと驚き可愛がっていると、これらは売る本ではないので、送る本がなかなか集まらない。
 それでも何とか送ることができた。150冊ぐらいか。売れるといいな。
 今日は朝から、マルギン前100円古本市に行ってきた。売ろうかどうしようか迷いながらも、売ることにした、
 常盤新平の『ブックスマガジンズ』があったのでびっくりして購入した。これは、帯に「アメリカの本と雑誌のうわさ話」とある。
 笙野頼子『パラダイス・フラッツ』
 串田孫一『夕映えの山頂』
 倉本四郎『恋情は思い余って器官にむかう』
 アルマン・ラヌー『モーパッサンの生涯』
 寺島靖国『辛口JAZZノート』
 森有正『経験と思想』
 布施英利『死体を探せ』
 
 今日の夜、エルマガジンの「天声善語」を書いて、明日、明後日で、工作舎のゲラチェック。
 今日で、春期講習終わる。

かっぱ横丁」のセールの日なのだが行けなかった。
 そのかわりに、京都の古本屋めぐりをした。
 いい文庫があった。春陽堂世界名作文庫、チエホフ『決闘』、昭和7年初版、小山内薫訳、100円。
 同じく、春陽堂世界名作文庫、『露西亜短篇集』2、昭和7年初版、森鴎外訳、100円。
 富山房百科文庫(新書サイズ)、オールダス・ハックスリー『ジオコンダの笑み』、林正義訳、100円。