古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

枚方で途中下車、寝屋川でも途中下車

zenkoh2009-01-08

 テレコムスタッフの松田さんから「画家・林哲夫の古本小径」が届いた。
 きれいな仕上がりに感心する。去年の知恩寺を思い出した。
 わたしもインタビューされたのだが、最後に「それでは最後に林さんの人格はどういう…」と聞かれ困ってしまった。
 古本を買うのにも人格がでますねえ、なんてことを途中でしゃべったのだろう。
 このテレビといい、ちくまの表紙といい、林さん大活躍だ。収入も倍増して、もう均一台では会えないかも。
 今日は久しぶりに金箔へむかった。枚方にも寄った。安い本だけどたくさん買った。
 電車に乗る前に、吉岡書店の二階の方で、
 池田満寿夫『親しい友への手紙』、100円。
 枚方ブックオフで、
 トルーマン・カポーティ『おじいさんの思い出』村上春樹訳、105円。
 中野好夫『英文学夜ばなし』、105円。
 和田誠『きなきな族からの脱出』105円。
 渡辺一夫『曲説フランス文学』105円。
 金箔で、
 中島健蔵『回想の文学』1、3、4、5巻、各200円。
 この本は昔、売ってしまったので買い直している。ちくま文庫手帳で調べると、ちょうど2巻だけもっていた。ラッキー。
 渡辺紳一郎『花の巴里の橘や』、イヴニングスター社、200円。河野鷹思の扉。カットも。
 これは持っていたと思うが売ったかも知れないので。
 寝屋川ブックオフで文庫2冊、
 甲賀三郎『妖魔の哄笑』春陽文庫、105円。
 『石上露子集』、中公文庫、105円。