古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

佐野繁次郎装幀本

zenkoh2007-12-14

 仕事帰り、ジャズ喫茶「ラッシュライフ」に寄り、閉店まで(12時)ジャズを聴いていた。マスターが、来年の上賀茂神社ライブについて、教えてくれた。常連がボランティアで、ランディ・ウエストンを招くという。これはぜひ行きたい。来年の秋だが、もう動き出しているみたい。
 今日は、大阪古書会館に行く予定だったが、残念ながらある事情で行けなかった。だからというわけでもないが、ガケと全適堂とぶんこ堂と福田屋と吉岡を駆け足でまわった。
 買った本は一冊。
 藤原義江『歌に生き恋に生き』、昭和42年、文藝春秋社発行、佐野繁次郎装幀、帯付き、100円。
 佐野装幀本を集めている人多いが、その気持ちよくわかる。ぼくは佐野装でも内容に興味なければ買わない(そのときの気分で買うこともある)(というより安ければ買う)が、今日のこの本は、面白そうだ。
 電車のなかで、福田清人『國木田獨歩』(角川文庫)、読了。この文庫は、第一書房版のはじめの数章をカットしたもの。
 昭和30年前後の角川文庫(その後もだが)のラインナップはすばらしく渋い。
 明日は、北村くんと、天神橋筋近辺を散歩する。
 M古本兄妹も来ないかなあ。