「第一回扶桑書房一人展」の目録が届いた。23日と24日、東京古書会館で行われる古書展の目録だ。冬期講習がなければ飛んで行きたいところだ。
目録には、さすがにいい本が並んでいる。ただやはり値段のことがあるので、一冊だけ注文しようと思っている。
8日、神戸の海文堂で、近代ナリコさんと書肆アクセスの畠中理恵子さんのトークショーがあった。
一番印象に残ったのは、畠中さんの、また本屋さんで働きたい、という言葉だ。本に関わってくれるとうれしいなあ、と思う。
途中、ちょっと気分が悪くなる。最近体調に問題があるのだ。
飲み会は、北村くんと古本屋めぐりをしてから、と考えていたが、やはりしんどくなって、そのまま帰った。畠中さんと話したかったが、またの機会があるだろう。
ちんき堂、後藤、ロードス、とまわる。後藤書店で、扉野くんとばったり会う。お寺の掃除のアルバイト、やらせてほしいと頼む。
途中、M古本兄妹と待ち合わせた。4人で、ジャズ喫茶「木馬」に入る。軽いジャズが流れている、ジャズレストランみたいになっていた。
9日の今日も古本買いました。
京阪書房で、吉井勇の『わびずみの記』(昭和11年、政經書院)、700円。
これは、杉の木の皮を使った装幀。なんとも風変わりな持ち味だ。それと、政經書院は京都の出版社。
木が割れたりしそうなので、ちょっと読みにくいが、もの珍しく面白い。
この本、昨日、後藤書店にあったのだ。北村くんに、書物展望社の本みたい、と話してた。翌日の今日また出会えたのでびっくりした。
京阪書房では、尾崎一雄『まぼろしの記』、旺文社文庫、カバーなし、100円、も買った。カバーはあった方がいいが、別になくてもいい、と、この時は思った。