古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

500円で古本屋めぐり

zenkoh2007-09-18

 ラーメン食べたあと、財布をみると、500円しかなかった。それでも古本屋めぐり?
 買えるんです、500円でも。島村利正『桐の花』(日本経済新聞社)は、100円。これはこのあと電車で読み始めた。阿部昭『未成年』(文藝春秋)も、100円。阿部昭の最初の作品集で、北園克衛の装幀もいい。庄野潤三の『前途』(講談社)も100円。この作品は前に読んだとき、じーんと来たのを覚えている。阿部昭の『大いなる日』は講談社文庫、カバーの絵は、駒井哲郎で、これは105円。しかし、もう少しお金を持って回りたいものだなあ。
 電車のなかで、早速、『桐の花』を読み始める。