古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

谷崎潤一郎の『蓼喰う蟲』を読み出す。
創元社から昭和11年に370部出た本の復刻である。
小出楢重の挿絵がたくさん入って楽しい。
この復刻はよくできている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
マサキングさんのブログhttp://masakinghobby.blog.so-net.ne.jp/が面白い。人間椅子は笑ったなあ。
芸術は現実に風穴をあける、か。
全くその通りだな。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この前の奈良の買い取りの、もうひとりの娘さんから電話があり、丁寧に謝られた。私の気持ちをわかってもらえていたのはよかったが、仕事にできなかった悔しさは残る。もう少し考えて話せば相手にもわかってもらえたかも知れない。なんか悔いが残るなあ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
紀伊國屋書店に勤めているという、東京のSさん、恵文社がお気に入りだと。善行堂にも来てくれる。『古本頭』買ってくれる。善行堂の『古本頭』、もうあと6冊ぐらいになりました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
airbugくん、サンポの途中に寄ってくれる。
松本竣介など見てくれる。
明日の夜、ブめぐりしようかと相談。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
文芸文庫の嘉村礒多が売れる。
好きなのが売れると、おっすごいと思う。
嘉村礒多、読み返したくなる。
ーーーーーーーーーーーーーーー
鹿児島からWさん、奥さんとご来店。
高校の教え子、未来くんと善行堂で待ち合わせ。
いろいろ文学の話をしながら、本を買ってもらう。
小説とエッセイのちがいの話になるが、これはむずかしい。