古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

関口良雄さんの本がやってくる

おはようございます。
いよいよ本日、12時から14時に、大先輩の関口良雄『昔日の客』が善行堂にやってきます。
関口良雄さんにも善行堂に来ていただきたかった。上林暁正宗白鳥野呂邦暢の話をしたかった。
でも『昔日の客』が善行堂に入るというのは、関口さんが入るということだという気がする。そう思いたい。
関口さん、たくさんの人のところにしっかりと『昔日の客』を届けますので。
結局、とりあえず善行堂は50冊を確保いたしました。
予約はただ今のところ40冊です。善行堂店舗とネット善行http://zenkohdo.shop-pro.jp/、半々ぐらいでしょうか。
パソコンを使わない人もおられるわけで、善行堂のお客さんに見てもらえるもがうれしいです。
自信を持ってお薦めできる本なので、一冊の本のもつすばらしさを、味わってください。
「ネット善行」で注文いただいているみなさん、順番にすぐ送りますので、よろしくお願いします。
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ちょっと疲れたので寝ようと思っていたが、山口のUさんからメールが届いたので、うれしくなって元気になりました。
Uさんは、これまでの私の本を何十回と読んでくれている人で、私にもファンがいるんだと実感できる人なんです。
今日は朝からソワソワしてました。『昔日の客』を待ちに待ちました。私は待つのは苦手なんですよ。女性なら2時間ぐらい待ちますが、荷物を2時間も待つんかいな、と。airbugくんといっしょに待ちました待ちました。
前の道にあの赤い車が止まったときはふたり立ち上がりましたね。
いい色に仕上がってます。山高登さんの版画がとてもいいです。裏表紙に貼付けてあるのも実に見事です。
奥付に自分用だとわかるようにハンコを押す。帯を外してみる。ページを開いてみる。匂いもかいでみる。夏葉社という個人出版社ができてほんとによかった。いままで勧めたくても、本がなかったんだからな。この本を読んで、正宗白鳥上林暁尾崎一雄野呂邦暢を読んでほしいなあ。
airbugくん、デコさん、Fくん、葉月さん、尾崎さん、中原くん、と駆けつけてくれました。
尾崎さん、来月もう一冊買うから取っておいて、と。保存用にということでしょう。2冊欲しくなる本になっているということでしょう。
まだまだ予約も増えてます。というか、もう予約じゃなくすぐ渡せますので。