古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

 昨夜と今朝、集中して、サンポマガジン別冊の原稿を書く。あと残り6ヶ月分。
 エルマガジンの自分の連載を読み返している。
 自分で言うのも変だが、なかなか面白い。
 こいつ、ほんと、本のことで頭がいっぱいじゃないか、と思う。
 『本のことで頭がいっぱい』というタイトルもいいな。
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 今日はお客さんが多かったです。
 この前、取材を受けた、「茶の間」という雑誌がもう発送されたみたいですね。
 それを見たという人から電話がありました。
 70何万部発行というのはやはりすごいです。
 それも素晴らしいページだったとほめてもらいました。これは私が書いたのではないですけど。
 「茶の間」は一般書店では売られていないそうです。
 送ってもらえたら善行堂に置きますので。はやく見たいなあ。
 電話のあと店にも来ていただき、ヘッセの文庫を8冊ぐらい買ってくださいました。
 そのあと、息子さんからの探求書をお聞きしました。
 「せきぐちよしお、という人の、・・・」
 「せきじつのきゃく、でしょ」
 「それです、それ」
 「それは珍しい本で、出て来ても、高い本ですよ」
 「いくらぐらいですか」
 「一万円以上しますね」
 「そんな高い本ですか」
 帰られたあと、電話があり、高くてもほしいと。
 息子さんは自分では古本屋に行かないそうですが、なかなかの読書家だと思いました。
 関口良雄『昔日の客』、これこそ復刊してほしいですね。
 善行堂が太鼓判を押しますよ、いい本です、間違いないです。
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 田中さん、ご来店。絵はがきも3枚、買ってくれました。
 今度、大文字山に登るのだそうで、気持ちいいだろうなあ。
 英文で読んだという「レンブラントの帽子」について、話す。
 夏葉社版も買っていただけると。
 黒岩比佐子さんの新刊の予約も。
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 長岡京市から、Hさんが、予約の『レンブラントの帽子』を取りにきてくれる。
 他にもサンリオ文庫など、珍しい本を買ってくれました。
 少しお話ができました。
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 大学院一年生が、自転車で本を持って来てくれる。
 買い取らせてもらいました。