古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

 うれしいですね、いい天気。
 今から善行堂へ。ちょっと遅刻です。
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 大学生のお客さんが増えてきたように思う。
 今日もドイツ文学専攻の3回生が来てくれた。
 この前、リンゲルナッツやクラブントの話をしたのだった。
 教授に聞いてみますと帰っていったのだったが、また今日来てくれた。
 その教授も善行堂に来たことがあり、私の本も読んだことがあるらしい。
 板倉鞆音訳のクラブント詩集については驚いておられたという。
 その学生と話していると強い読書欲が感じ取れてうれしかった。
 川崎長太郎まで買っていた。
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 雑誌「茶の間」でインタビューしてくれた、プラメイクのSさんが、校正紙を持ってきてくれた。
 写真も文章もとてもいい感じだ。Sさんが本好きなのがうれしかった。
 来月の発行が楽しみ。
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 由雄さんが、探求書があるといって寄ってくれる。
 探すのはキライではないが、この本は探せないだろう、とパッと見て思ったな。
 富永半次郎『国文学の基本』。いやあ、ポンコツじゃないですね、まだまだ。
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 均一台にも、だんだん、いい本を出せるようになってきました。
 とにかく売らないと、本の置き場所がなくなってきた。
 買い取りも大歓迎です。本がたっぷりあるのはいいことです。
 善行堂に置けなくなったら、また家や実家にこっそり置いてやろうと思っている。