古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

善行堂、もちろん、営業します

 成美堂出版の「KYOTO」2010年春号で善行堂を紹介してくれます。2月末の発行だったと思います。その校正が届いていた。楽しく紹介してもらっているので喜ぶ。牛越さんにお礼も兼ねて電話したが残念ながら別の用事があったみたいで話せなかった。この場をお借りして「ありがとう」と言っておこう。これまで、紹介してもらったのも、まとめてスクラップしておこうと思う。
 今度、創元社から出る「関西出版社の100年(仮題)」に、第一藝文社のことを書いたのだが、その校正も届く。書影が実に美しい。私の本たちであるが、生き生きと自己主張している。これは本のことをよく分かっている人の撮った写真だろう。あっそうか林哲夫か、それなら当たり前か。私の文章も文字の制限があったこともあり、無駄が無くよく書けていると思った。善行堂を開店してからの文章で、あの時期によく落ち着いて書けたなあ、と自分を褒めてやりたい。今、書いている、サンポマガジンの原稿もかなりいいと思う。昨夜、サンポマガジンの原稿を書いていて、今までとちがった手応えを感じたのだ。こんなことははじめてで、ほとんど、上手く書けないなあと思ってきたので、うれしかった。
 なぜだろう、今日は、自分を強く褒めてやりたい気分なのです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 岡山のエヌさんから本が一箱届く。修行僧の方だそうだ。そういえば、そういう出で立ちの方のご来店を覚えている。善行堂に本を送ってやろう、という気持ちがうれしい。ありがたいなあ、と思い思い箱を開けた。
 今日は、だれかに遊びにきてよと電話をかけたくなるぐらい、ヒマでした。