古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

善行堂定休日

zenkoh2009-11-17

 雨が降っているからではなく、火曜日なので、善行堂休みです。
 今月は5日も連続で休んだので、開けたいのですが、休養したいと思います。
 何か本でも読んでゆっくりします。
 昨日大量の本をせっせと運んだので、身体のあちこちが痛むと思っていたのですが、何ともないので、自信をもちました。まだまだ若いじゃないか、と思ったわけです。1000冊でも2000冊でも買い取りに行きますので、よろしく。
 昨日は、本もたくさん買えて、また買っていただき、うれしい一日でした。
 EDI叢書12冊は、これは本当に貴重なものです。私はもちろん持っていますが、これは手に取って味わってもらいたい本です。
 注文していた『ザボンの花』が仙台の熊谷書店から届きました。状態がよくてよかった。裸本で読んでいたが、カバー帯付きが欲しくなって注文した。
 庄野潤三の本がたくさん入って来たので、これも並べたくなったのだ。あかね書房(少年少女日本の文学)の『ザボンの花』も注文しました。
 あと何を注文したっけ。確か有元利夫も一冊。古本は後払いの方が買いやすい。先にお金を払い込んで、というのは邪魔くさい。
 でも善行堂のホームページで本を買ってもらう場合は先にお金がほしいと思う。これは矛盾してるなあ、ちょっと考えてみよう。
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 郵便局、善行堂、井上、吉岡、松屋と、雨のなか出かける。
 吉岡に今いい本が並んでいる。500円券があるので、耕治人を買う。もっとほしい本はあったけど。
 エコポイントのことで電気屋さんに行くが、相手の態度が悪いので、大きな声で怒る私。自分でもその声の大きさに驚いた。
 今日古本3冊買いました。
 ノヴァーリス青い花』、昭和11年、第一書房田中克己訳、函も本体もきれい、初版1500部。
 このような本が均一にあるとは、やっぱり古本屋めぐりは楽しいです。
 来週の火曜日はサンポマガジンの取材で、奈良の古本屋めぐりをします。
 酒仙堂が開いている曜日にしたかったが、定休日の火曜日になった。
 久々の奈良、楽しみです。
 今日、六曜社で珈琲の豆を買ってから、バスで帰ってきました。
 立って耕治人を読んでいると、どうぞ、と席を譲られた。すると横にいたおばあちゃんが、70歳代かなあ、すぐに座ったのだ。
 確かに僕ほほうを見ていたのだが。ぼくは何歳に見えたのだろう。しばらくして、また別の人に席を譲られた。
 どんな年よりなんだ、ぼくは。2回も譲られるとは。
 それか、耕治人がいけなかったのか。そんなわけないか。
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 夕方、寝る。起きると身体のあちこちが痛い。肩から腕にかけてしびれている。
 三木清の『読書と人生』、今日買った小山書店版を読み始める。
 小山久二郎もいい本を出した人だ。
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 明日は取材が入ります。一時間ぐらいか。まだまだ宣伝が必要な善行堂。どんな人が取材に来てくれるのだろう。
 それと、明日はオーストラリアで古本屋をなさってる人に返事を書こう。
 遅くなって申し訳ない。買い取りとか整理で忙しくなかなかいろんな人に返事礼状が書けずにいる。ゆっくりなものですみません。
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 書くこともひとつひとつしていかないと、また重なってしまう。
 まず「彷書月刊」、「スムース」、「サンポマガジン」、江戸川乱歩について、ブックジャパン、そんなところか。
 気になるイベントも多い。内堀さんがやってくるし、ナンダロウくんの海文堂もあるし。
 そんなことを考えると年末も近いな。
 ちょっと早いが、スゴイ一年だった、と言っておこう。
 来年も善行堂、もっとガンガンやりますよ。(ワイン飲みはじめました)