古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

はじめての宅買い

 知人の女性に車を出してもらい、錦林小学校の近くに、行ってきた。
 芸術新潮が190冊ほど、図録が50冊ほどありました。
 提示した金額に「それでいいです」といってもらえた。
 それが高いか安いかは分からないけど。
 「芸術新潮」は好きな雑誌だから、うれしかった。
 それにしても、ひもで縛っているあいだ、汗がふきだしてきた。
 何やかやと話しながらの作業で楽しかった。
 二階から十往復くらいして運んだ。
 10時半ごろに善行堂に運び終わり、しばらくボオッとしていた。
 蟲文庫さん、ご来店。
 会いたいと思っていたのだ。店にもいつか行きたい。
 買い取りの話など、蟲先輩の話を聞きました。
 自分で勝手に思い込んでいるだけかも知れないが、蟲文庫さんらしい本を買ってくれた。
 出町柳の山口さんが本をもってきてくれる。
 EDI叢書12冊があったので驚く。聞いてみると26歳。話してみると本をよく読んでいるのがわかった。
 こういう若い人が寄ってくれる店にしたい。今日はいい本が買えた日だった。
 デコさん来てくれる。今日はたっぷり話ができた。ある文章を書いてください、と頼む。
 小沼丹、お買い上げ。小沼丹もだんだん無くなってきた。どっさり仕入れたい。
 チョコパフュさん。
 売り上げ個人記録を更新。自らの記録を塗り替える。
 でもかなり珍しい本なので、途中、「芸術新潮」を定価で10冊ほど買ってもらう方がうれしい、などと言ってしまう。
 チョコパフュさん、いつも買いっぷりがよくて、ありがたい。
 これからもっといい本を集めないといけないな、というプレッシャーもあるが。
 ガケのうめのくんも寄ってくれた。